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こんなんもやった僕の自由研究

多くの学校で夏休みが到来。コロナによる学習の遅れから短縮されるところも多いが、皆がワクワクしてることだろう。ただそこに水を差すかの如く悩ますのが「自由研究」。学校から内容を選択指定される場合もあるが、「どうぞご自由に」あるいは「どっちゃでもええよ」ぐらい提出義務で内容自由あるいは任意にしているところもある。
そんな僕が過去にやった自由研究は大好物である鉄道を全面に出したこともあった。

2006年夏

小3の夏、この時にやった自由研究では「北陸線直流化の変化」をテーマにやった。この年の10月に北陸線長浜〜敦賀間と湖西線永原〜近江塩津間の架線電流が家電などと同じ交流(60Hz)から京阪神や首都圏、大手私鉄などの通勤電車と同じ直流に変更された。これにより、直流専用の新快速の北限が敦賀まで延長され東浅井郡と伊香郡(いずれも現長浜市)と福井県に進出、国鉄製の古い普通電車も新型に代わることとなり、JRと福井県、滋賀県、沿線自治体が製造や工事のお金を折半したほど。題が決まったいきさつは不明だが、地元の長年の悲願でビッグイベントと僕の得意技という面で決まっていったのだろう。地元の列車の他、5時起きで大阪へ通勤していた父が当時走ってた夜行急行『きたぐに』の写真を撮ってもらって、文章の雛形を父が作成。僕が車両の詳細を書き込むという方式だった。今ほど文章書くことのこだわりや書く技術が無いのと早く書きたいがために少し雑にはなってしまったが、「ゆうきらしいな」と思われて良い評価を受けていて、悪いとは思われなかったと記憶している。もうすぐ身近になる電車ってこともあっただろうし、当時の大人たちはその話で持ち切りだったのをクラスメイトたちは聞いていたのか。

2007年(か08年)夏

その翌年から翌々年ぐらいの自由研究でもちょっと人とは違う僕らしいことをやった。以前に東武鉄道の特急『スペーシア』の思い出を綴ったあのときの旅行記をまとめ、東京、日光、鬼怒川の思い出や乗った列車の解説などをした。
今思えば、「どこが研究なんやろ?」って思うこともあるが、ちょっと外れたことすることやって結果なにも非難されなかったから良かった。鉄道趣味で自己肯定感が著しく強い秘訣にも繋がってくる。

今回は僕が過去やった中で突飛(?)で好きを全面に推した自由研究を紹介しました。どんな内容であれ、硬くならず、好きを極めたら誰かは評価してくれますし、他己評価も上がるきっかけ作りになるかもしれません。さらに、自分自身の記憶に残ることも。観察日記、理科実験のような定番もいいですが、こんなんもいかがでしょうか?

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。