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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

マガジン名を変更し、内容もリニューアルしています!リニューアルした記事は値上げしますので、早めの登録がおすすめです! このマガジンでは運動器の文献から得た知識をまとめて発信しま… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

知られざる烏口腕筋

烏口腕筋は烏口突起から上腕骨に向かって走行する筋肉です。 烏口腕筋は外側上腕皮神経を絞扼したり、肩関節可動域制限の因子になったり、悪者にされることが多い筋肉です。 今回はそんな烏口腕筋に着目して、解剖と機能について記載していきます! 1.烏口腕筋の解剖烏口腕筋は烏口突起と上腕二頭筋短頭内側・後面から起始し、上腕二頭筋短頭と合流し、上腕骨へと付着します。 1-1.烏口腕筋の起始 烏口腕筋の上腕二頭筋短頭からの起始を表しています。上腕二頭筋短頭の外側(a)と後面(b)か

外側上顆炎の基礎から ~予後を考える3つのポイント~

肘外側の痛みは「テニス肘」として有名ですが、手をよく使う仕事に従事している方にも多く生じる印象があります。例えば、「良く文字を書く仕事(書記)」「デスクワーク」「解体業」などが多いです。 ”痛みが酷くなると顔が洗えない、肘の曲げ伸ばしがつらい、朝は肘を動かせない”など様々な症状が出現します。つまり、外側上顆炎は日常生活に与える影響が大きい疾患と考えられます。 今回の記事では日常生活にも与える影響が大きい、外側上顆炎(テニス肘)の基礎的な内容についてまとめていきたいと思いま

Scapular Dyskinesisの分類・評価・介入

前回はScapular Dyskinesisの定義、原因について記載していきました! 今回はその続きで、Scapular Dyskinesisの分類・評価・介入について記載していきたいと思います! ~確認事項~ 記事の内容は論文に沿って記載しております。記事の内容には、論文を読んだ私なりの解釈も含まれています。詳細に関しては論文をご自身で確認して頂きますようお願い致します。 1.Scapular Dyskinesisの分類

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