イベントレポート第二回「ITの《トップ・オブ・マインド》になるための勉強会」

皆さん、初めまして。83で運営をしているシンちゃんです

先日、83にて「ITの第一想起者《トップ・オブ・マインド》になるための勉強会」を実施しましたので、その内容について書きたいと思います!

※《トップ・オブ・マインド》とは、「〇〇といえば」と問われた際に真っ先に思いつくもののことを指します。
本記事では、ITエンジニア△△さんが非ITの方から「ITといえば△△さんに聞いてみよう!」となっている状態を《トップ・オブ・マインド》と表現しています。



ITエンジニアなど、ITなんとか、という肩書きで仕事をしていると、こんな問い合わせが来ます。

「うちのサイトってどんな感じ?」

・・・

「知らんがな」

と言いたいところですが、ちょっと考えてみましょう。

このような質問を投げかける方々は、私たちを技術者と見込んで質問しているのです。

私たちのことを技術者と思って何かを期待して聞いてくれてる以上、何か期待できる答えを返したいですよね?

とはいえ、ちゃんと応対していたら結構大変なのも事実・・・

と、いうことで

モチベーションを保つために《トップ・オブ・マインド》を目指しましょう!


《トップ・オブ・マインド》とは、「〇〇といえば」と問われた際に真っ先に思いつく人のことです。

フリーランス、起業、社員として…なんであっても、最初に思い出してもらう人でいることは重要です。

最初に思いだす ≒ 声がかかりやすいことに意味を見出しましょう。

そして、《トップ・オブ・マインド》となる第一歩として「この手のざっくりとした質問にどう答えれば良いか?」を学ぶのが、本勉強会の内容となります!

まず、質問への回答を考える上で、大事なポイントが3つありるそうです!

一番は正確に求めていることを答える。
次は専門家へうまく誘導する。
「やっぱり技術者だ、詳しいな。」と思ってもらえるようにする。
すなわち、自分が直接解決できなくても、解決の糸口へと導くことが大切です!

ここで重要となってくるのが

「あなたの会社のWebサイト、こんな問題がありますよ!」

ということを理解してもらうことになります。

このような観点から、次の項目についてチェックすると良いそうです!

・SSL対応はしていますか?(危険なサイトって言われますよ!)
・サイトインデックスは設定されていますか?(検索に出て来ませんよ!)
・OGP(Open Graphic Protocol)は設定してますか?(SNSは設置すれば良いってものではありませんよ!)
・表示速度は大丈夫ですか?(遅すぎると見てもらえませんよ!)
・「目の動きが一定」となるようなWebサイト構成になっていますか?(サイトを見にくる人のことも考えないとダメですよ!)

上記の項目は、目で見てわかりやすく、専門知識も少ないため、理解されやすいです!

次に、専門家へ繋ぐ場合を考えてみましょう。

ここで重要なのは、

ITの専門分野が非常に多岐に渡ることを理解してもらうことです。

それが伝わる魔法のフレーズがコチラ

「書店に行くと、IT技術本は医学書と同じくらい(売り場のスペース)あるんですよ」
※池袋のジュンク堂書店で比べて見た結果

ITには多岐に渡る専門分野があり、自分よりも詳しい人に繋ぐことでより良い問題解決になりますよ!

と相手に納得してもらうことが大切です。

納得してもらえたら、専門の方につなぎましょう!

以上、勉強会の内容となります!

最後に、講師の方が仰っていた大切な言葉で締めくくりたいと思います。

「お客さんは課題を解決したくてお金を払ってます。技術を用いなくても課題が解決できるなら、それが最善です。近視眼的にならず、かといって技術者として技術を高めつつ、そうやって人の役に立つことが仕事として成り立つといいですよね。」

エンジニアは自分の生業である技術に走りがちですが、お客さんにとっての技術は課題解決の手段の一つでしかありません。
手段と目的が入れ替わってしまわないように、気をつけないといけないですね!

83では技術に限らず、IT・WEB領域に関する様々な勉強会を実施しています。

ご興味を持たれた方は、是非お気軽にご連絡ください。

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