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YI STUDIO の文学散歩『源氏物語』

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YI STUDIO の『源氏物語』入門に最適なあらすじみどころポイントがすぐわかるエッセイ 受験・恋愛・出世で悩む方々へ
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2018年6月の記事一覧

読書について 本を読むのは子供の頃から好きだった 学生の頃は濫読型だったと思う 今は必要な本を優先する読み方だけど たまに純粋に小説を読んでいる時は「ああ楽しみのための読書をしているなあ」と嬉しくなる #本 #読書 #小説 #エッセイ

『源氏物語』 第一帖 の話でも この話の始まり方がお気に入り 漱石の『坊つちゃん』で松山編がはじまる時の冒頭も場面転換が素晴らしくて 同じような感覚で印象的なので気に入っている #源氏物語 #桐壺 #小説 #エッセイ

『源氏物語』 第一帖の後の空白部分 の話でも 第一帖の後にあったとされている存在はしていない巻 初めて『源氏物語』を読んだ時確かに違和感があり 丸谷才一『輝く日の宮』を読んでしっくりきた それでこの巻の存在説を知った #源氏物語 #輝く日の宮 #丸谷才一 #小説 #エッセイ

『源氏物語』 第二帖 の話でも 「雨夜の品定め」と呼ばれる場面がやはり印象的 才女である作者紫式部が描写している男性にとっての理想の女性像が面白い そして似たような事を現在も男女共やっていそうなのも笑えるのだ #源氏物語 #帚木 #小説 #エッセイ #紫式部

『源氏物語』 第三帖 の話でも 空蝉と間違って彼女の義理の娘である軒端荻に出会ってしまう しかし光の君このハプニングの折も軒端荻をちゃんといい気分にさせてしまっているところがうまいんですよね #源氏物語 #空蝉 #小説 #エッセイ #光源氏

『源氏物語』 第四帖 の話でも 夕顔が登場するので『雨夜の品定め』の場面が生きてくる 学生の頃読んだ時は気軽な相手なのかな~くらいにしか感じなかったが 今は夕顔って所謂「魔性の女」系統なのかな! などと思ったりしている(笑)苦手なタイプだから(笑) #源氏物語 #夕顔 #エッセイ

『源氏物語』 第五帖 の話でも 後の紫の上が登場して大変可愛らしい場面になる プライドの高い六条御息所とうまくいかなくなり(こういうタイプは怒らせるとやっかいなのです) 夕顔も失った後で 源氏自身も病気だったので 気が晴れたことでしょう#源氏物語 #小説 #エッセイ #若紫