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山も自分でキレイにならない

 リハビリの一環で「老人トレッキン(筋)グ部」略して「老筋部」活動を始動して早一週間。(イラストをクリックすると前回記事に飛びます)

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 初日は体力がガタ落ちしていて衝撃の幽体離脱寸前までイキかけて「どんだけ体力落ちとんねん!?」と先が思いやられましたが、この平均10分のトレッキングコースを歩いて3回目には、山頂近くまでの上り坂では若干息があがるものの、自分が慣れて落ち着いてきたのを感じました。

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それにしても、香港一昨日くらいから、急に夏めいてきました。
これまでも日中は26度くらいになっていましたが、夜はちょっと肌寒かったのが、夜も寒くなくなってきました。
今日の気温28度です。裏山の公園の亀たちも皆日なたぼっこするのに続々と石に上がって来ています。

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いつもの裏山登り口
「10分のミラクルアドベンチャーがアタシを呼んでるぜ!」と準備体操しながら思うオバハン。

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すると朝しか見れない山の守り人に遭遇。

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 歩きながらでもひらりひらりと葉が落ちてくる山も、こうして毎日毎日欠かすことなく、掃除してくれてるシルバーチームのお陰で、トレッキングコースはホントに葉っぱ1つ落ちていません。デッカイ竹ぼうきで右に左に掃きながら、一段一段きれいにして行きます。

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どうりでいつ来ても整備されてる感ハンパない訳です。
大量の葉っぱに山道が埋もれないのは、こうした普段目につきにくい時間帯に仕事をしてくれてる人たちのお陰だな〜と改めて実感。

世界に誇るクリーン大国日本なら尚更、夜中や夜更けにこうして社会の秩序を守るべく働く影の仕事人達が、さぞ大勢いらっしゃることでしょう。

清掃のおっちゃんを追い抜くと、たった一日で多くないとは言え、やっぱり落ち葉があります。

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キレイには理由がありました

そしてトレッキング開始一週間目にして、とうとう10分で走破。息もあがりませんでした。

前回、10数年鍛えても数カ月休めば全てが水の泡と消える、と記事に書きましたが、一週間でここまで回復出来ると思ってなかったので、10数年の頑張りはまるっきり無駄じゃなかった気がします。相応の土台が残ってた的な…?

継続は力なり。    ・・やっぱりこれに尽きます。

一日一度の山の掃除と同じで、どうせ毎日葉が落ちるんだからと一日サボれば落ち葉は倍に、毎日掃けばそれなりのキレイは保てます。

身体も山も、溜まる→取り除く→溜まる→取り除く…の飽くなき戦いなのです。


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