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なぜ歳を重ねる毎に1年が短く感じるのか

さっそくですが、 Yuriyah論いきます。 例えば5歳にとって 1年は5分の1。 だけど 26歳の私にとっては 26分の1。 40歳になれば 40分の1。 そうして 分母が増えていくわけだ。 分母が増えれば増えるほど 1年が小さく短く感じる。 100歳になれば 当然1年は たったの100分の1になる。 100分の1を思い出すのに 時間もかかる。 歳を重ねるというのは そういうものなんじゃないか。 100分の1として 100回繰り返した 1年を振り返って

    • 「優しくされたら涙が出ます」

      帰り道の終電。 ほんのわずかな その時間だけ会えた 二十歳の前田ちゃん。 私は会議があって 前田ちゃんが行ってはった 飲み会に行けなかったけど、 帰るタイミングが重なったから 一緒に電車に乗った。 「最近、大丈夫?」 って聞いたら 終電で 人目もはばからず ポロポロと涙をこぼしながら 「優しくされたら涙が出ます」 って。 つい、 「優しくされるべきなんやで」 そう言ってしまった。 涙は美しくて、 綺麗な透明だった。 二十歳の未来ある彼女に

      • また、大好きになった場所

        私が中学3年生だった頃から 数年間、年パスを持っていた。 高校帰りに寄って帰るUSJ。 お休みの日にちょいと行くUSJ。 まだE.T.があって、 スパイダーマンが全盛期の頃。 ハリウッドドリームが出来て そこらじゅうから聞こえる 大阪LOVER。 あのスヌーピーのモニュメント製作に 親戚のおじさんが携わっていたんだ。 それが自慢だった。 一番好きだったE.T.は 集まる赤いパーカー、 泣きながらエリオットを演じる者たちに 拍手を贈られながら 幕を閉じていった。

        • 私の家族、いぬさん

          いぬさんが家族になったのは、 私が産まれた日、 産まれた病院で。 生まれ年の干支にちなんで 犬のぬいぐるみを 産まれて初めて プレゼントとしてもらったの。 それから、 ほぼ毎日、 26年間で100日くらいは そうじゃない日もあったけど、 一緒に寝てます。 家族旅行もほとんど一緒に行くし、 小学校で行った富山への修学旅行、 中学校で行った韓国への修学旅行、 高校で行った北海道への修学旅行も。 一人旅に一緒に行って あれ? 一人じゃないね! ってなったときも何

        なぜ歳を重ねる毎に1年が短く感じるのか

          男女の友情

          これは成立するのかという問題。 これは古代から問題視されていたと思う。 私は絶対に成立すると思う。 というか、 成立してもらわないと、 私、 困る。 高校に通っていたとき クラスのみんなが大好きで仕方なった。 ほんとに、みんなが大好きで、 毎日、みんなに会いたいから 1時間かけて学校に通ってた。 クラスはみんなで30人くらい。 工業高校だったから、 そのうち3分の2くらいは男の子。 もし、男の子一人一人を 男性として好きになっていたとしたら 緊張し

          男女の友情

          はじめて打ち明けるとき

          1週間くらい前から 悩み事があって、 ずっと悩みながら 苦しいと思いながら 誰にも言えずに 我慢していたことがあった。 今の私と重なって 思い出す幼い頃の私。 我慢していて、 ずっと怖かった。 ずっと嫌だった。 (DVとかじゃないです) でも、 誰にも打ち明けることが出来ずに 我慢していた。 幼いながらに 私だけ我慢すればいい って 記憶から消えてくのを ずっと待っていた。 でも、 ずっと消えなかったんだ。 我慢していた この何年も。 ----------

          はじめて打ち明けるとき

          好かれたいと思わない

          私は誰かに好かれたいと思わないです。 前の会社の社長の真横で、 言ったことがある。 私の隣で先輩は言う、 「凄いね、そんな風に生きてみたい」 私の歩む道は 〝みんなが楽しく〟 でないといけない。 社長も上司も先輩も 同期も後輩も私も。 でも絶対、 どこにでも居る、 自分のことしか考えられない人。 ほとんどのところで 社長か上司がそうゆう人だった。 みんなの前では 社員のために。 って綺麗なことを言うけど、 そこには 愛なんてなかった。 どんなに厳しい仕事

          好かれたいと思わない

          私だけ聞こえる幼い兄弟の声

          寝転んだベッドの横には リビングがあって その奥にはキッチンがあった。 キッチンの向こうには 廊下を挟んでもう一部屋あって お姉ちゃんはそこで眠っていた。 私はママの帰りを待ちながら ママの帰りよりも早く 私が眠ってしまうことを 知っていながら 寝転んでいた。 ママは一人で お姉ちゃんと私を育て、 私たち3人が生きれるように 夜も働いていたから 寝る時は ほとんど一人だった。 そんなとき 夜になると 聞こえてくる 少年の声。 幼い兄弟が 楽しそうに遊んでいる声。

          私だけ聞こえる幼い兄弟の声

          アトリエに込めた本当の想い

          家族と過ごす時間が好き。 気持ちにお互い寄り添いあって 一緒に悲しんだり 一緒に怒ったり 一緒に喜んだり 一緒に笑い転げたりするの。 私の家族、 私も含めて、 私たちが毎日幸せなのは この土台がいつも 安定しているからなんだと思う。 その時間を大切にしてたら 一人になる時間も こんなに遅くなっちゃうけどね。 一人になってやっと SNSでいろいろ見たり 趣味の時間が始まったり 私自身の気持ちに向き合う 自分の時間になる。 そんな風に家族を優先していたら

          アトリエに込めた本当の想い

          遠い遠い日が来る前に

          当たり前が 当たり前じゃなくなる 誰にでも いつか訪れる 遠い遠い日は 突然、 近付いてきたりする 大切な人に ありがとう って 大好きな人に 好きだよ って 伝えなきゃ 遠くに空を見ても 叫んでも 届かないから いろんな手段で。 私が迎える 遠い遠い日、 大切な人が迎える 遠い遠い日は、 近付いてるかもしれないから 出来るだけ。 そんなことを言いながら 今日も過ぎてゆく。

          遠い遠い日が来る前に

          見えない世界

          宇宙って誰にでも存在する世界 だけど ほとんどの人が見たことない そこには 酸素も重力もない 桃源郷って誰にでも存在する世界 だけど ほとんどの人が見たことない そこには 嫉妬も妬みもない 宇宙って誰にでも存在する世界 だけど ほんどの人が見たことない あの美しい星がいっぱいの 果てしなく広がる夢 桃源郷って誰にでも存在する世界 だけど ほんどの人が見たことない あの幸せそうな笑顔いっぱいの 果てしなく広がる夢 宇宙も桃

          見えない世界

          私が居なくなった後

          「‘あの子なら笑顔で居てほしい’ ってそう言うだろうな」 そんな風に、 数年に一度だけ 思い出してほしい。 そして、 出来るだけ、 私の愛する人たちには、 絶対、 笑顔で居てほしい。 道端のお花を咲かせてみたり、 蝶々を美しく飛ばしてみたり、 小鳥の鳴き声で朝を迎えられるように 可愛く鳴かせてみたり、 雲と雲の間から太陽を覗かせてみたり、 雨の後には出来るだけ虹を架けてみたり、 好きじゃなかった食べ物が 美味しいと思える魔法をかけてみたり、 お散歩中のワンち

          私が居なくなった後