低迷する個人VtuberはSEOで伸びるか?

こんにちは。戸坂です。

今回は、主に個人勢Vtuberの集客についてのお話です。あくまで僕が個人的に思っていることなので、他の考え方を否定するものではありません。

なにかのお役に立てれば幸いです。

今回のお題は

伸び悩んでいる個人VtuberはSEO対策で登録者を増やせるか?

について、戸坂の考えを述べています。

SEOとはなんだ?

検索エンジン最適化という意味で、サイトやコンテンツの内容を調整して、検索エンジンの1ページ目、または上位に表示させる方法です。

主にアフィリエイトサイトや商品販売で使われる手法で、文章の中に検索に使われているワードを入れるなどの方法でコンテンツ内を調整します。

基本はgoogle検索のトップページに出てくるようにしていくのですが、動画がパソコンで手軽に扱えるようになったため、Youtube内の検索でも上位に出てくるような調整が求められる場面も出てきました。しかし、VtuberにSEO対策が有効かと言えば、それだけで人が集まるほど甘くはないというのが戸坂の考えです。

SEO云々の前に知っておきたいYouTubeの正体

本題の前に、Vtuberが主な活動の場としているYoutubeがどんな所かわかる資料を用意しました。まずは下の画像を見てください。

画像1

この画像は、SimilarWebが公開しているもので、世界中のインターネット上にあるコンテンツのアクセス数を示したものです。Youtubeは検索エンジンの王様Googleに続いて2位。世界中から24時間体制で大量の動画投稿を受け入れ、投稿動画の公開も1つのサイトで賄っている利用者の多い巨大な動画サイトだと示しています。利用者の多さは競争を生むので、個人勢Vtuberは競争の激しい動画サイトで活動していると頭の片隅にでも置いてください。ジャンルの違いはありますが、ライバルは同じVtuberだけではありません。

※画像のデータは2020年2月24時点

個人勢VtuberとYoutubeのSEO対策

あくまで僕の個人的な考えですが、個人勢VtuberがSEO対策を効果的に使うには、一般的に言われている方法では効果はないと考えています。

データ云々ではなく、僕の感覚なので根拠はありませんが、なぜそんな考えなのかは以下の通りです。

看板だけよく見せても意味がない

Vtuberは動画や配信を提供するのが主な活動なので、SEO対策をガチガチに固めて人を呼び込めたとしても、アバターの見栄えとクオリティ、人を魅了する何かの特技、提供する動画や配信の質がなければ、登録者数の増加は見込めません。飲食店のメニューに使われている写真と、実際の品物が別物だったら、その店には行かなくなるのと同じです。

Vtuberというワードの検索回数が減りつつある

魅力のある動画を提供できているとしても、Youtube向けのSEO対策では効果が薄いと考えています。

Googleトレンドの結果を出してみると…

画像2

Youtubeで1年間に“Vtuber”という検索ワードが使用された頻度を調べたのが上記の画像です。

グラフの数値は人気度を表すもので、2019年7月19日に100にまで上昇した後は、2018年8月からは50近辺で推移するようになり、その後はたまに50を少し超える程度で、現在では39という数字を見ると、Youtube上ではVtuberという単語で検索されにくくなっていると推測できます。

仮に、伸び悩んでいる知名度の低い個人Vtuberが、SEO対策をしてYoutubeの検索上位に出てきたとしても、Vtuberという単語で検索される回数が減っていると、SEO対策で検索上位に出ても見る人が少ないので効果的ではありません。

SEO対策は1回や2回ではなく、「トレンド」と言われる検索数の多いワードに合わせて継続して行うものなので、Vtuberというキーワードで検索されにくいのなら、他のワードか、関連ワードを入れて変化に対応しますが…


画像3

画像右下が、「Vtuber」と一緒に検索に使われている関連ワードです。

もっと詳しいものを見ると、こうなっています。

画像4

左が「Vtuber」というワードと共に使われている関連ワードで、右の数字が人気度です。この中で、個人VtuberがSEOに活用でき、検索した人が興味を持てるワードを抜き出すのなら、asmr、耳かき、ライブ、ゲーム、バーチャル、歌ってみた、mmd、炎上などが挙げられますが、関連ワードの中には動画の内容に影響するものがあるので、それに合わせた動画や配信をしなければならず、活動がSEOに振り回されるという状態になってしまいます。

VtuberはSEOに振り回されてはいけない

Vtuberはあくまで、楽しい、面白い、ためになるといったコンテンツを提供して反応を得て、収益につなげていくものです。SEOを重視したコンテンツの提供で登録者を増やすのも手法ですが、SEO重視の活動をVtuberとして行うのなら、アフィリエイトサイトを運営したほうが収益が得られます。

収益を得ようとするなら事業だと理解しよう

目標を収益化ラインである登録者数1000人に設定する個人Vtuberは多くいますが、Youtubeや他の方法で収益化を目指す、またはすでに収益を得ているVtuberは、それが事業だと理解するべきです。事業である以上、登録者数1000人は通過点にすぎず、やっとスタートラインに立てただけなので、そこで満足してしまうのならその先はありません。趣味でやるのか、収益を追求するのかは、はっきりとさせておくべきです。

大手に見るいますぐに出来る対策

にじさんじやホロライブの所属ライバーがやっている事は、恐らく最低限求められているものだと考えて良いと感じています。真似できる部分はいますぐにでもやっておくのも手段の1つです。

SEO対策よりも有効なのはTwitterとFacebook

Vtuberというワードで検索されにくいYoutube上のSEO対策を重視するよりも、FacebookやTwitterなどでフォロワーとのコミュニケーション活動を重視したほうが、Vtuberを好む人の目に留まりやすくなります。心無い反応が来る事も多いので精神力が必要ですが、コミュニケーションが円滑に進めば登録者数も増え、コミュニティとしても活気が出てきます。

それでもSEOを信じるなら

・結果が出ない理由を出す

実行しているSEO対策でPVが伸びない時は、そのSEO対策は効果的ではありません。PVは伸びても平均視聴時間と登録者数が伸びないのなら、アバターのクオリティ、動画や配信の内容、Vtuberとしての指針や適正に問題があるので、SEO以前の問題です。


・タイトルに煽るような「キャッチーなタイトル」を使わない

キャッチーなタイトルは「トレンドアフィリエイト」という、季節ものなどの販売サイトではよく使われる手法ですが、Vtuberにはあまり意味がありません。「トレンド=その時の流行り」に合ったタイトルが必要なので、活動がタイトルに制限されてしまうほか、難易度の問題もあります。

例えば、ホロライブから始まった現在のARK人気にあやかろうとして、知名度の低いVtuberがタイトルに「ARK」を付けたとしても、他のVtuberも便乗をしてARKを始めるので、競争が激しくなり動画の山のなかに埋もれてしまいます。キャッチーなタイトルを付けておけば成果が出るような甘いものではないのです。

煽りを入れるのなら、タイトルよりも直感に訴えられるサムネイルに入れたほうが目を引きます。

・動画や配信の頻度を上げる

SEO対策は時間と共に変動していく検索ワードを追いかけていく必要がありますが、動画や配信の頻度を上げていけば、似たような状況を作れます。

結局どういう事だよ?

SEOはしっかりやれば無意味ではないけれど、大きな効果が出るかは別の問題で、タイトルをちょっと意識したくらいでは効果はありません。タイトルをSEO対策的なものに変えて登録者数が10人や20人増えたという話はありますが、継続して増加していなければ誤差の範囲です。

SEOがVtuberの登録者増加に全く意味が無いとは言いませんが、個人勢で伸び悩んでいるVtuberに限って言えば、YoutubeのSEOを気にするなら、SNSでの広報活動に力を入れたほうが良いというのが、戸坂の個人的な考えです。


次回は、

「○○だから許す!的なアレは推しを殺すよ?」です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

もしよかったら

僕のおすすめVtuberを2人ご紹介します。今の箱ものに飽きたのならぜひ。

張島サボ太 Twitter  Youtube

蝉のVtuber ぶる~まん Twitter Youtube

底辺の嘆きがおすすめ。ただし猛毒につき閲覧注意。

 

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