相手の狙いを消す

PCのアップデータ後に調子が悪く、滞ってしまいました。

申し訳ございません。

前回の答えです。

①▲３三竜②▲８五桂③▲８一竜

正解は①▲３三竜（正解図）です。後手の要である角を消すと同時に、

駒の補充を図ります。△同馬に詰みが得意な方は、▲７一角△８四玉

▲８五銀（下図）が好手。

以下△同玉に▲８六金から詰みとなります。

詰みが苦手な方は、▲７七桂打とし、①▲７一角からの詰み。②△７八香成からの攻めを防ぐと良いでしょう。

②▲８五桂は△８四玉（下図）とされ、【桂頭の玉寄せにくし】の形となり、王手が掛けづらくなります。逆転の可能性が出てくる危険な一手です。

また、③▲８一竜は△７八香成▲同玉に△８八馬と引かれ、詰みとなります。自玉に王手が続く形の場合は、気を付けましょう。

問題図では持ち駒に歩がありませんでしたが、歩を持っている場合は、

▲７七歩（下図）が間違いのない指し方で、△７八香成を消しながら、

▲３三竜を狙い好手となります。

角の利きを消す▲６六銀（下図）のような手も考えられます。

本問では、①△３三角の利きを消す②△７八香成を消すが主題でした。

次回の問題はこちら。

①▲６三と②▲６四歩③▲２六香

自玉はまだ安全です。うまい攻め手順を導き出して下さい！

　　　　　　　　　　　　　　藤倉勇樹