色々あってカードゲームを作りはじめてる

まともなゲームを作るのって、すごく時間がかかるので、とりあえず、ルールと、絵(印刷物)だけあれば完成できるアナログゲームを作りはじめることとなった。

ゲームのプラットホームがかわり、商品単価があがったので、ゲーム制作日記の値段を500円から3500円に引き上げた。

最初に購入してた人はラッキーだ。というか、何もない状況だったのに、購入してくれて、ありがとう。

企画はだいぶできあがってるけど、グラフィッカーの交渉はこれからなので、販売開始は半年先か、それ以上かかりそう。

アナログゲームのメリット 作るべき要素が減る

アナログゲームにすると、まずプログラムを作る必要がなくなるし、あとは音楽周りもいらなくなる。絵も動かさなくてもいいので、アニメーションもいらなくなるし、必要なものが一気に下がる。

アナログゲームのデメリット リスクが増える

現環境の自費制作デジタルゲームの最大メリットは、『ダウンロード販売サイトが利用できる』ことで、

・在庫という負債を抱えるリスクがなくなる
・大手サイトを利用することで、流通が楽

という大きな利点があるけど、
アナログゲームの場合は当然これらのメリットがなく、それが、そのままリスクとなる。

在庫を抱えないといけないし、流通も自分で作らないといけなくなる。

解決策① 本当に好きなものを作る

本当に好きなものを作ってしまえば、それはもう在庫ではなく、ただの宝の山なのでは?

毎日寿司に囲まれていたら、負債だと思わないだろう。それはたくさんの寿司だ。アナログゲームには賞味期限もない。なんの心配もない。

だから、時代を超えて遊べるゲーム、これは作って良かったなと思えるものが作れれば、たとえ売れなかったとしても、作者はしあわせなはずだ。
そういうものに、わたしはなりたい。

解決策② ダウンロード販売もする

アナログゲームをダウンロード販売してはいけないなんて、ルールは存在しない。
そもそも印刷所を使わずに、手作りでゲームを作ってるゲーム作家もたくさんいる。

印刷所に発注した完全版の他にも、印刷データもダウンロード販売して、あとは手作りしてもらえばいい。

わたしみたいに性格の悪いゲームデザイナーは、遊ぶ気もないのに、中身だけ知りたくて、アナログゲームを買ったりするので、そういう場合はデジタルのほうが嬉しかったりもするので、需要はあるはずだ。

「複製しやすくなる」というリスクはあるだろうけど、わたしは自分の好きなゲームを作って、それをたくさんの人が遊んでもらうことが望みなので、「複製して遊ぶ」というユーザーの幅ができるのはむしろメリットだ。
理解してくれる人や、お金がある人が買ってくれればいい。

解決策③ 資金調達する

クラウドファンディングや、ゲームメーカーに売り込んで、予算をもらって作る。
もうそうなってくると、自費制作ゲームではなくなるが、そういうやり方もある。

前職でクラウドファンディングをやったことがあるので、ノウハウはあるし、メリットもリスクも知ってる。

ただアナログゲームは、製作費が安価で済むのがメリットなので、0からの資金調達はリスクのが勝るかなと思う。
小ロットで販売して、それが好評だったら、海外向けクラウドファンディングや、拡張版のクラウドファンディングを行って、在庫のリスクと、流通の障害を解消するのがいいのではないかなと今は考えている。

つまり、ゲームを作ってから考えればいい。

というわけで、カードゲームを作り始めているという報告でした。


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