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yenta がつくりだす偶発的な出会い 〜 yenta での出会いとその対話から創られる新しい自分 〜

yenta でお会いした方を通して、新しい自分の可能性に巡り会えた Fringe 81 株式会社 (以下、Fringe 81) の後藤 秀文さん。後藤さんの出会いがどんなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、 yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。

自分が提供できるものがあるか不安だった

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イェンタさん:
まずは後藤さんの自己紹介をお願いします。

後藤さん:
Fringe 81 で web 広告の運用に携わっている後藤 秀文です。Fringe 81 に就職するまでは山形で大学院生をしていました。就職を機に上京しました。

イェンタさん:
ありがとうございます。後藤さんはどのようなきっかけで yenta を使い始めたんですか?

後藤さん:
就職活動を始めた頃に HRTech に興味があり、就活もその分野で進めていました。その中で、yenta を提供している株式会社アトラエ (以下、アトラエ) も就職先として興味がありました。最初はプロダクトというよりホラクラシー的な経営をしている企業としての興味がありました。アトラエのことを調べているうちに、一般ユーザーでも利用できる yenta を知り、まずは使ってみようと思いました。登録して審査が通ったころにアトラエ開催のチームリーダーカンファレンスがあり、参加するために東京に行きました。このときに、東京で yenta でマッチングした人たちともお会いすることができました。

イェンタさん:
yenta を使ってみてどうでしたか?

後藤さん:
使う前から普段会えない人とお会いして知見を共有しあう仕組みに好意的でした。ただ、実際に使い始めると、自分が相手に提供できるものがあるか不安になり、「お会いしたいです」と送るまで時間がかかりました

イェンタさん:
会いたい意思表示にちょっとした勇気が必要だったんですね。マッチングした後はどうしていたんですか?

後藤さん:
ただ、マッチングして何もご連絡しないのも失礼だと思い、ご挨拶のメッセージを送ってはいました。中にはお話が進んで会っていただけそうな人もいたのですが、私が山形にいることがほとんどだったのでお会いできなかったんです。それでもだんだんメッセージのやり取りを続けて、東京に行った時に数人ずつお会いするようにはなりました。

イェンタさん:
今はお会いするのにはハードルは下がりましたか?

後藤さん:
お会いしていく中で、yenta を使っている人は対話を楽しんでいる方が多いように感じました。そのため、自分が何を提供できるかを意識することは重要ではないことがわかりました。

1 分、1 秒すべてを他者のために動いていたい

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イェンタさん:
yenta を使ってお会いしている中でご自身でなにか得るものがありましたか?

後藤さん:
はい。世界をより幅広く、より深く理解できるようになりました。幅広くというのは、普段は交流が学校や仕事に限られています。普段会えない人とお会いすることで、異なった観点を得られるようになり、より幅広く世界を理解できています。また、深くというのは、対話を続けることでお話を深堀ることができるようになりました。普段の会話ではゴールが先にあるので、テーマが決まっていても深堀りをしていくことはなかなかできないです。しかし、yenta でお会いした際には、ゴールを変えながら深堀りする対話ができます。

イェンタさん:
深く考えて yenta を使っていただいているんですね。幅広く、深く世界を理解することは後藤さんにとってどのような意味があるんですか?

後藤さん:
私は 1 分、1 秒すべてを誰かのために動いていくのが理想なんです。そのためには目の前にある情報だけではなく、世の中に起きていることを幅広く、かつ深く理解しておく必要があります。そうすることで、他者のためにより多くの観点や知識を使えるようになります。そして、もう一つ、それを解決するための情報も理解しておく必要があると思っています。問題を理解することと、それを解決する能力を増やすと実現できるようになると思うからです。


フラットな関係でお会いできる場所

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イェンタさん:
yenta がよいと感じるところはどこですか。

後藤さん:
フランクにフラットな関係でお会いできるのがよいです。普段のコミュニケーションにおいてはそういう場はなかなかありません。yenta でお会いする人が、フラットに話していただけるので、自分も素直に話せるし、お会いした方のお話も素直に聞けるんです。これは普段なかなかできないことでもあります。

イェンタさん:
フラットな関係で対話を通して得られることはありますか。

後藤さん:
準備した会話は整頓されているので、理解はしやすいです。ただ一方で、新しい疑問は出てこないんです。yenta でお会いして素直に聞いていると、新しい疑問が出てきます。それをお会いした方に問いかけてみると新しい気づきがあります。お互いに気づきが得られる瞬間が増えていくことで、それぞれの観点をアップデートできるのがよいと思っています。

イェンタさん:
ご自身ではどのような経験がありましたか。

後藤さん:
HRTech に元々は興味が強かったです。自分自身が虐待を受けていた時期もあって、生きていく理由が分からなくなった時がありました。以前は、読書がその答えに近づく手掛かりになっていて、今は誰かに自分の得られた価値を共有することで自分の生まれてきた意味があると感じています。そして、他者に価値を提供する方法は仕事だと思っています。それを良くしていけるという観点で HRTech に興味を持っていました。

イェンタさん:
後藤さんの経験から表現されている興味なんですね。

後藤さん:
ただ、yenta でお会いしているうちに HRTech 以外でも、他者に価値を共有することはできると認識しました。ただ、今の自分にはまだ共有する価値が多くないと感じています。これから、仕事での経験で共有できる価値を高めていきたいと思っています。それに気づいたのも yenta のおかげです。

後藤さんの yenta の使い方

後藤さんのこれまでのマッチング数、興味ありされている人数

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yenta はどのような目的で使っていますか?

東京に来たので、今後はより活用したいと思っています。自分の環境でお会いできない人から得られる知識や観点を吸収したいと思っています。逆に、自分の知識や観点も共有できるようになるとよいと思っています。

どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どのくらいの確率で右スワイプしますか?

お話を聞いてみたいキャリアや経験をお持ちの方は右スワイプしていました。70 ~ 80 % を右スワイプしていました。

どれぐらいの人に yenta で会いますか?

お会いできる時は月に 3 ~ 4 人お会いしていました。

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか?

こちらからメッセージを送り、、。興味を持っていいただいた方と日程の調整をして、東京に行く際にお会いしていました。場所はカフェが多かったのですが、私が東京の地理に詳しくないので、先方のご都合の良い所にうかがっていました。


yenta について



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