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yentaがつくりだす偶発的な出会い 〜 レガシー企業の方こそ使ってほしい。自分に蓋をせず、可能性を拡げるyenta ~

yenta を利用して、多くの人との出会い、ご自身の可能性の発見につながった高橋 良輔さん。高橋さんの出会いがどんなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。 

 社外にあるかもしれない自分の可能性 

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イェンタさん:
高橋さんの自己紹介をお願いします。  

高橋さん:
高橋 良輔と申します。印刷会社に新卒入社して 12 年目です。仕事内容は、主に官公庁を得意先とした営業担当です。印刷の中でも、ダイレクトメールなどの個人情報を取り扱う印刷物を得意としており、通知、発送、回収、データー入力を一貫して行う事務局運営の提案営業をしています。プライベートでは、社会人になってから 2018 年までバスケットの社会人サークルの運営をしていました。  

イェンタさん:
ありがとうございます。yenta はいつ頃から使い始めましたか? 

 高橋さん:
2017 年から使い始めました。今はなくなってしまった、ビジネスマッチングサービスで出会った方から yenta を教えてもらいました。きっかけとしては、「外の世界を知りたい」と思ったのと、自分で考えた本業以外のビジネスアイデアが外の世界で通用するのか試したかったんです。TV や雑誌などを見て思いついたビジネスアイデアを貯めておくだけでなく、他人に話した時の反応や評価を知りたかったんです。  

イェンタさん:
昔から、発想や企画することは得意なのですか? 

高橋さん:
そうですね。大学時代から旅行や遊びの企画を立てて実行することに楽しみを見出していました。また大学時代に新聞社で事務のアルバイトをしたことがあり、その時に「仕事って面白いなー」と思いました。言われたことだけをやるのではなく、相手が喜んだり助けになりそうなことを自分で考えて行動することを意識していたら、いろいろとアイデアが沸くようになりました。  

他にも社会人になってからバスケットサークルの運営で、どうしたら新しい人に参加してもらえるか、どのようなコンテンツだったら喜んでもらえるかなど考える機会があったことから自然と身についたんだと思います。

本業では、思いついたビジネスアイデアを会社に提案してもなかなか思うように進まず、数年後にそのアイデアを事業にした会社をニュースで見聞きすることが何度かあったんです。もしかしたら、会社ではできなくても、外部だったらできる可能性があるんじゃないかと思い、それを試してみたかったんです。  

イェンタさん:
実際に yenta をご利用いただいて、いかがでしょうか? 

高橋さん:
使い始めた頃は探り探りだったこともあり、マッチングする方から思いもよらない話題が飛び出すこともありましたが、それが結果として様々な人や世界観と出会うことができて、良かったです。

イェンタさん: 
お会いした中で、印象的な人や出会いはありますか? 

高橋さん:
もともと本業以外のアイデアの壁打ちを目的にしていましたが、メディアの方とお話しした時、自分のアイデアはしかり、本業のサービスにも興味を持たれて、「もっとディスカッションしましょう」と言っていただけました。そうして何度か議論を重ねるうちに、「うちで使えるかもしれないから、あとで詳しい人連れてきてよ」と、新しいニーズの発見ができたことがありました。 

他にもベンチャー企業やフリーランスの方とお会いして、良いお話をいただいたり事業を興すことを勧められたりもしました。初めてお会いしたのにも関わらず、一緒にやりましょうというお話もあったり、毎度新しい方と出会う度に達成感がありました。

イェンタさん:
yenta を始める前にお持ちだった「自分のアイデアを試したい」という課題は、達成されましたか? 

高橋さん:
そうですね。アイデアの壁打ちにお付き合いいただける方も多く、聞いてもらうという意味では達成しています。また、実際にお会いしてお話を聞いているうちにも、アイデアが浮かび、情報を整理して書類にまとめてご提案した時は、「そこまでしてくれるの?」と驚きながら喜んでもらうことができました。僕自身としても、とても満足することができました。 

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高橋さんのビジネスアイデアの一部。アイデアが企画書にまとめられていました。

 目標は通過点。通り過ぎれば、大したことはない。 

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イェンタさん:
社外の活動だけでなく、ご自身の成長にも yenta はつながりましたか? 

 高橋さん:
はい。やはり自信が持ててきたという点で成長にもつながっています。賛否両論ありますが、「そのアイデアいいね」と言われれば自信が持てますし、「使えないよ」と言われれば、なんで使えないのかを深堀して突き詰めたりして、他に使えないかとシフトチェンジしたりできるようになりました。

それと、目標は通過点なんだなと考えるようになりました。目標を達成した時には、その目標を掲げていた頃のことは過去の小さな出来事になっていて、次の大きな目標に向かうんですよね。次の目標に挑戦している時点でこれまでに達成した目標はあくまでも通過点でしかなくて、次の目標に向かうプロセスの 1 つになっていくんだと思います。

イェンタさん: 
イェンタを使ってみて、新しい気づきはありましたか?  

高橋さん:
初めて気づいたこととしては、今の会社に所属しながら yenta で外の活動を並行することができ、いろんな面でバランスが保てていると気付きました。今までは何かと環境のせいにしてきたところもありましたが、yenta を通じて、本業では知りえないことに触れることが出来たり、会社以外の世界を知ることで、新しい知識を得ることが自分にとってプラスに働いています。 

また先述したとおり、昨年くらいから自分のアイデアだけでなくて、本業のサービスに興味を持っていただけるようにもなりました。yenta を使う時のスタンスとしては、自分のビジネスアイデアの壁打ち相手募集をベースにしていますが、会社のサービスに興味を持っていただければご紹介するようになりました。 

イェンタさん:
会社の活動にも寄与しているところがあるのですね。社内でも高橋さんの活動に興味を持つ方が増えているのですか?  

高橋さん:
はい。そうですね。社内で興味を持ってもらえた方から「また新しい進展があったら教えてね。」と言われたりします。ただ、興味を持ってもらえるものの、仕事後に会うことに抵抗を感じられる方々がまだまだ多い気がします。「仕事が終わったのに、また仕事の話?」感を持たれている感じです。個人的には得られるものが大きいと感じているので、やった方が良いと思っています。 

イェンタさん:
ビジネスには繋がらなかったけれども、仲良くなれた方はいらっしゃいますか? 

高橋さん:
初回から飲みにいくこともありました。同じくらいの年齢だと今後の目標についてだったり、営業同士だと、営業方法を話し合ったりしました。お会いした初日に 2 軒 3 軒と飲み歩くこともありました。 

イェンタさん: 
yenta ならではの良さはありますか?  

高橋さん:
みなさんの自己紹介がしっかりしているので、個々人のことがわかりやすいですね。キャリアだけでなく、お会いしたい目的なども書かれていて、会う理由が作りやすいと思います。他の同じようなサービスにも登録していますが、自己紹介文の記載が省かれていたり、プロフィール定型しかないものだと相手のことや会う目的を知りようがないので、比べてしまうと yenta が一番使いやすいです。

イェンタさん:
今後は yenta をどのようにお使いになっていきますか?  

高橋さん: 
今は新しいプロジェクトを準備中で、その活動結果を yenta で会う人と共有して、色んな課題解決に繋がったり、どんどん拡げていけるんじゃないかと思います。 

イェンタさん:
最後にまだ使ってない人へメッセージをお願いします。 

高橋さん:
悩むくらいなら、使ってみる方がいいと思います。会社内でも企画を考えられる理由を聞かれることがありますが、yenta を通して新しいところと接点を持っているからだと思います。今の仕事や活動が下火になっていると感じている方は、それを止めるためにも、自分がなにをしたい、しなきゃいけないかを考えて、まずは遊び感覚ではじめるくらいがちょうどいいと思います。 お会いしても利害関係が、ほぼ無い状態からスタートするので、肩の力を抜いて活用できると思います。

 高橋さんの yenta の使い方 

これまでのマッチング数、興味ありされている人数 

高橋さん 

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 どのような人を右スワイプ (マッチングしたい) しますか?どれくらいの確率で右スワイプしますか? 

高橋さん:
極端にプロフィール文章が短い人は左スワイプにしていました。8 〜 9 割くらい右スワイプしています。これまでに出会った方から、「どんな方でもお会いしてみると、何かつながることもある」と教えていただいたので、それを途中から意識するようになりました。 

 多い時はどれくらいの人に yenta で会いますか? 

高橋さん:
週に 1 人くらいの頻度でお会いしています。  

マッチングした後はどのようなアクションをしてますか? 

高橋さん:
基本的には、ご連絡をいただいたら、お会いするようにしています。プロフィールの文章を見て、面白くなると感じた方には自分からご連絡しています。就業前、ランチ時や仕事後の6 時以降から、お茶しながら話す感じですかね。

yenta のハックや変わった使い方など、教えてください。  

高橋さん:
 1 回目は大いに会う理由が存在しますが、同じ方と2 回目の会う理由が見出せないことがありました。そこで考えたのが、お互いに次会う時までの宿題を作ることです。「2 回目に会う時までに、お互いの課題に対する解を押さえておいて、それが共有できるようになったら会いましょう」と 2、3 人とお話したことがあって、スムーズに会いやすくなってつながるようになりました。 

 yenta の改善点 

高橋さん:
タイムラインのカテゴリーを明確にして、選べるといいですね。あとは自分から何かを発信したいのか、何かを求めているのかを知ることができると、何を話せば良いか準備ができ、応募しやすいです。 

高橋さんのストーリーに関するリンク

yenta について


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