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Yentaでの出会いが人生を変えた。注目スタートアップ・ハイヤールーが目指すもの

2022 年 1 月に正式版をローンチしたコーディング試験サービス「HireRoo」。同プロダクトの開発者であるハイヤールーは、2020 年 12 月創業のスタートアップです。2022 年 5 月にはプレシリーズ A ラウンドで総額 2 億円の資金調達を実施し、プロダクトも順調に成長中。現在の導入企業は約 50 社以上で、累計選考数は 4,000 件を突破しているのだそう。
要注目のスタートアップ・ハイヤールーの創業には、実は Yenta が関わっています。今回は創業者である葛岡さんと谷合さん、Biz サイドとして活躍している近藤さんを招いて、創業した経緯や Yenta の活用法、会社としての展望について伺いました。

葛岡 宏祐

2018 年に AI エンジニアとして株式会社DeNA に入社し、数々のイベントに登壇。2020 年 2 月、画像検索プロジェクトのテックリードとして株式会社メルカリに入社し、在籍中の 2020 年 12 月に株式会社ハイヤールーを創業。

谷合 啓輔

レバレジーズ株式会社、Retty株式会社にて web エンジニアとして入社。
その後 2021 年 12 月に株式会社ハイヤールーを創業。サウナと音楽が好き。

近藤 佑亮

大学卒業後、新卒でコンサルティングファームに入社。事業戦略策定や新規事業開発、業務効率化などのプロジェクトに従事した後、2022年1月にハイヤールーに参画。お酒(特にウイスキー)が好き。

Yentaを通しての出会いが起業に発展

─  始めに自己紹介をお願いします。

葛岡さん:
株式会社ハイヤールーの代表をしている葛岡と申します。Chief Everything Officer として、調達や採用はもちろん、開発、CS など、あらゆる業務を兼任しています。

谷合さん:
谷合と申します。共同創業者として、現在はプロダクトの設計やチームのスケジュール管理を主に担当しています。

近藤さん:
Biz サイドとして CS や営業をしているほか、資金調達にも携わっている近藤と申します。私は 2022 年 1 月に入社しました。

─ 事業内容についても簡単にご説明いただけますか。

葛岡さん:
オンライン完結型のコーディング試験サービス「HireRoo」を開発・提供しています。企業にとって採用はとても重要なものですが、全ての人事がエンジニアリングに関する知識を持っているわけではありません。そのため、エンジニア採用はミスマッチが発生しやすい領域なんですよ。

採用後にミスマッチが発生するのはエンジニアと企業の双方にとってデメリットしかありませんし、そういったことを防ぐために開発したのが「HireRoo」です。

2020 年 10 月頃から開発をスタートして 2021 年に β 版をリリースし、2022 年 1 月に正式版をローンチしました。現在は約 50 社ほどにご契約いただいています。

─ お三方は Yenta で知り合ったとお伺いしました。どういったきっかけで Yenta を使い始めたのですか。

葛岡さん:
ずっと起業したいと思っていて、ビジネスパートナーを見つけるためにYentaを使い始めました。

谷合さんと出会ったのは 2017 年頃ですね。その後、彼の知り合いだった伊藤さん(※共同創業者の一人)も合流し、2020 年に起業しました。

近藤さんとは 2018 年時点で出会っていたのですが、趣味での繋がりが強かったため、起業した時点では誘っていませんでしたね。ただ彼が優秀なビジネスパーソンだと知っていましたので、起業後にお誘いしたという流れです。

谷合さん:
私は転職を考えている時に知人から勧められて使い始めました。実は前職も Yenta 経由で知り合った方のリファラルで入社しているんです。まさに Yenta で人生が変わっていますね(笑)。

─ それは嬉しいお言葉です。近藤さんはいかがですか。

近藤さん:
私も知人の紹介で新卒の時に使い始めました。当時は自分の周囲に法曹や医療従事者を目指している方が多く、違う世界を見てみたかったといいますか。スタートアップ界隈の方とお話してみたかったのです。

プライベートも採用も。Yenta で広がる仲間の輪

─ 谷合さんと出会って起業するまで 3 ~ 4 年ほど空いているのは、何か理由があるのでしょうか。

葛岡さん:
大きな理由はないのですが、時間をかけて相性をみていたというのはあります。出会ってから起業するまでの間に谷合さんとコンタクトをとっていなかったわけではなく、現在のプロダクトとは別の開発をしていたんですよ。

谷合さん:
色々開発しましたね。中でも印象的なのは、駐車場のアプリでしょうか。葛岡さんの知人や Yenta で知り合ったエンジニアにも協力していただいて、開発を進めていました。

─ 積極的に Yenta をご利用いただいていたのですね。

葛岡さん:
はい。とはいえ、誰に会うかは見極めていました。全員右にスワイプ(※1)するというより、本当に会いたいと思った人だけを興味アリにしています。これまでに会った人数でいうと30人ぐらいかな。

※1…Yentaの仕様上、アプリ上に出てきた人の中で興味アリなら右にスワイプ。興味ナシなら左にスワイプ。お互いが「興味アリ」の場合のみマッチングが成立し、メッセージの交換が可能になる。

近藤さん:
私は基本的に全員右にスワイプして、マッチした方とお会いするようにしています。

谷合さん:
私も近藤さんと同じような使い方をしていました。葛岡さんの使い方は珍しいのかもしれませんね。

──なるほど。今でもずっと使い続けていらっしゃるのですか?

葛岡さん:
最近は採用にも活用したいと考えていて、使い方は少し変わったものの、現在も使用していますよ。実際に会社のメンバーはYentaで知り合った方が多いですしね。

谷合さん:
エンジニアは周囲にたくさんいるのですが、そのほかの職種の方とはあまり繋がりがないんですよね。最近は Yenta でデザイナーを探しています。

近藤さん:
私はプライベートとして、趣味が近い方や飲み友だちも探しています(笑)。仕事上の利害関係がない方と壁打ちしたいというのもありますね。

スタートアップコミュニティなども便利なのですが、そういった場はビジネス色が強い。個人的にはカジュアルな出会いを求めているため、Yenta がぴったりだと思っています。

──そういう使い方も良いですよね。

谷合さん:
働き始めると仕事以外での出会いは少なくなりますものね。異業種の方と出会うことで、いい刺激を受けられるのも Yenta のメリットだと思います。


エンジニアをエンパワーメントするため走り続ける

──今後の展望についてもお話いただけますか。

葛岡さん:
私たちは「エンジニアのスキルが正当に評価され、個々の力が最大限に発揮できる社会を実現する」をミッションに掲げています。

今は「HireRoo=コーディング試験」かもしれませんが、将来的には強いエンジニアリング組織を作る上で必須のツールとして成長させたいですね。当然、グローバル進出も視野に入れています。

──何か具体的に考えていらっしゃることはあるのですか。

谷合さん:
私たちの強みは技術力を可視化することです。採用だけでなく入社後のケアもしていきたいと考えていて、ゆくゆくは社内のエンジニア育成および評価をサポートするようなソリューションも提供する予定です。

──ありがとうございます。最後に Yenta を使っている方、読者に向けてメッセージをお願いします。

葛岡さん:
私は Yenta を通して出会ったパートナーとともに起業しました。ビジネスマッチングアプリは多々あれど、Yenta のように“ひょんな出会い”を楽しめるツールは珍しいのではないでしょうか。

さまざまな業種の方と出会うことで自分の視野も広がりますし、人生は人との出会いによって変わります。Yenta での出会いを通して、個人としても会社としても成長していきたいですね。

会社としてはデザイナーや顧問を探しておりますので、私たちの事業に興味のある方がいらっしゃれば、ぜひお会いできると嬉しいです!


三人の特性診断

葛岡さん

谷合さん

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