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人との対話で変わった、仕事への向き合い方 〜挑戦と安定。プロフェッショナルの定義〜

Yenta を利用して、多くの人との出会い、実際にビジネスパートナーを見つけられたプロダクトデザイナー 石榑 華那子さん。石榑さんの出会いがどんなものだったのか、お聞きするなかで見えてきたのは、 Yenta がつくりだす偶発的な人の出会いでした。


挑戦したい自分と、安定していたい自分

― 石榑さんは Yenta をいつから使われているのですか?

昨年の 10 月くらいから使い始めました。当時、高校時代の同級生と一緒にデザインコンペに応募するという挑戦をしていました。その同級生だった彼は Yenta を通じてお会いした方との繋がりから、スタートアップの仕事を手伝っていて、私が「一歩違う業界に踏み出したい」という話をした時に、「じゃあ Yenta を使ってみたら」と言ってもらったことがきっかけで登録しました。

ー どのような出会いを期待していたのでしょうか。

私は自分の中に二面性があって、アグレッシブにやっていきたい自分と、安定を求める自分がいます。アグレッシブな自分が行動しようとすると、安定を求める自分とぶつかって、どうしたらいいかわからなくて立ち止待ったりして、何も行動に移せない状況がありました。
また、私が今やっているプロダクトデザインという仕事での自分の原動力が、デザイナーとして悩みを聞いて人の問題を解決したいという想いなので、困りごとを持っている方のお話を聞いてみたいというのもありました。

提供できるものがあればプロフェッショナル

ー Yenta を使い始めて、動き出せない課題は解決しましたか?

私は作りたいという気持ちよりも、デザイナーとして悩みを聞いて人の問題を解決したい。なにかを作りたいと思っている相手がいないと動けないということがありました。思い描くものを持っている人の手助けをしたり、コンセプトを実現するために試行錯誤することが、自分の原動力になっていました。

そんな中で最初にお会いした方に「自分のスキルにまだ自信がないから踏み出せない」というお話をした時に、「100% の人はいないし、80% でも 50% でも足りないところがみんなある」と、お話いただきました。できないことも認めた上で、ギブできることを考えるというマインドに変えたら、進めました。ずっとプロフェッショナルじゃないと何かを提供してはいけないという風に思っていたんですが、お相手に提供できるものがあれば、プロフェッショナルなのかなと考えられるようになりました。

ー Yenta 以外でもこういった人との新しいつながりの機会はありますか。

Yenta 以外もありますが、あまり多くはないですね。プライベートでデザインを一緒にしてくれている友達が繋げてくれたり、友達が開催する場に行くようにしています。
Yenta は、何を求めているのかを知った上でお話しできるというところで良いですね。一歩踏み込んで、バックグラウンドを知って、目的を持った上で話すことができるのでいいなと思います。

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人との出会いで変わった。仕事への向き合い方

ー Yenta をお使いいただく中で、気づきはありましたか?

緩やかに自分の仕事への向き合い方や考え方がやっと変えられたと思っています。
先程お話ししたように、ギブできるものがあれば積極的に提供することを考えられるようになったことは大きな変化です。もう一つ、プロダクトデザインを相手がどのように捉えているかは、気づきかもしれません。見た目のことがデザインだと思われている方が多く、存在のあり方や使いやすさなど、人への寄り添い方を考えるのもデザインの範疇であるということを伝えるのも自分の価値かなと思うようになりました。
Yenta を通じて、これからどんなビジネスが増えてくるのかを知ることができると思っています。トレンドやビジネスを生み出す人の考え方は、会社の中にいては知ることができません。プロフィールを見るだけでも面白いなって思います。

ー Yenta をまだ使ってない人へメッセージをお願いします。

やってみないとわからないので、早く始めた方がいいよって言いたいですね。使ってみていっぱい失敗したらいいなって思います。会うお約束をしても流れちゃったり、日程調整が面倒臭くなったり、相手から返事が来なくなったりして、コミュニケーションの失敗も Yenta では経験できます。そういうのも恐れずに、自分の経験値を積むためにやっていくといいなと思います。目的がある人は、どんな目的でも明確であれば、そこにフィットする人を見つけられるアプリになっていると思います。

yenta について


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