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広めたり深めたり。Yenta は自分のモードを切り替えるスイッチ

過去を振り返ると、「転職や転居など変化が多かった年」「スキルを蓄積した地盤を固める年」など一定の期間に意味を感じることがありますよね。今回の Yenta ユーザーインタビューは、UI デザイナーでフロントエンドエンジニアの矢崎さん。矢崎さんは独立後、ある課題に直面し、それを解決するために Yenta を始められ、意外な形で自分をより深めることができたそうです。お聞きする中で見えたのは、Yenta が作り出す偶発的な出会いの価値でした。

矢崎裕一

UI デザイナー、フロントエンドエンジニアのバックエンドをもち、データを魅力的にみせるための提案や実践をデータビジュアライゼーション実務家として、企業、行政、教育分野で活動。
現在はデータの可視化を専門として受託制作するほか、日立アカデミーやデジタルハリウッド、大学の非常勤講師として教鞭も取る。

独立して数年。マーケティングのために顧客の解像度を高めたい

ー Yenta はいつ頃から始められましたか?

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2017 年 9 月です。独立して数年経ち、法人営業があまり得意でなかったので、案件化に課題を感じていました。会社員や違う職種の方と出会って、お仕事内容や組織構造などをお聞きし、課題に対するヒントを得たいと思っていました。
その時は、新しいタイプの方々と向き合うようになった時期でした。コミュニケーションや信頼関係の構築が中心で、仕事につながりにくかったり、時間がかかることで悩んでいたんです。

ー Yenta を知る前は、どのように人とつながっていたのですか?

知り合いからの紹介、WEB 経由での問い合わせ、あとは勉強会などのイベントぐらいですね。Yenta でお会いしたいと思っていたような方との出会いは、少なかったですね。Yentaで実際会ってみた際は、あっという間に1時間が過ぎ去りました。その後、意気投合すればFacebook等で繋がるなど徐々に多様な人との繋がりが増えていきました。

ー お使いになってみて、いかがでしたか?

企業組織でどのような活動があり、それぞれの方がどんな役割を持っているなどの知りたかったことが掴めた気がします。職種名とその仕事内容を紐づけて知ることができ、同じ職種でも仕事内容に幅があることも知りました。例えば、マーケターでも、WEB 領域か分析か、プロモーションかで異なりますよね。多様なお話しをお聞きする中で、徐々に把握したと思います。

出会いの経験を積むことで得られた学び

ー お相手の仕事について理解が深まったことで、ご自身のビジネスや働き方に影響はありましたか?

多くの会社員とお会いして、組織と個人で働くことの良さと難しさを感じました。組織には基盤の強さがあり、一個人ではできない予算や権限があって羨ましく思います。その一方で、軽やかに動けない場合やしがらみがある側面もあります。それはお聞きして、興味深く自分にとって学びになりました。

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ー Yenta を継続するモチベーションはどのようなことでしたか?

学びがあることです。待ち合わせ 1 つを取っても、お互いに行きやすいエリアはどこか、お店、時間など、けっこう頭を使いますよね。それに初対面の人と話すのは、蓋を開けてみないとどう転ぶかはわからない。でも仮に何かあっても、1 時間で面会が終わるので、終わりが決まっているとトライしやすいですよね。それで度胸がついたり、相手に合わせて話しを変えたり、話を引き出す力もついたと思います。自分で話を引き出すことができるようになると学びの幅が広がります。

ー Yentaならではだなと感じている部分はありますか?

Yenta でお会いする方はちょうどいい距離感なんですよね。Facebook でつながりそうだけど繋がらない方が、ふと現れるんですよね。何も知らずに Yenta 経由で会っても、実は共通の知り合いが何十人もいたことがあります。そういう出会い方はYentaならではだと思います。

Yentaはモードを切り替えるスイッチ

ー Yenta で人と会うことで、ご自身に変化はありましたか?

自分の進行しているプロジェクトが深まったと思います。

Yenta を頻繁に使っていた時は、マーケティングで人を集ようとしていました。でも、プロダクトがない弱さに気づいて、自分のプロジェクトを追求するモードに入りました。Yenta は、モードを切り替えるキッカケとして使えますね。自分の行動範囲外の人と付き合いを広めることで、自分の座標や状況に気づき、モード切り替えをできるアプリですね。

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周期って、何でもありますよね。作業が進まない夏の暑い時なんか、Yenta を使うのはいいかもしれませんね。笑

ー 人に会いたい時と、自分のことを深めたい時って、ありますよね。このバランスを取る意義は、すごくわかります。Yenta をまだ使っていない方に対して、メッセージをお願いします。

なかなか外の人と出会うキッカケがない人が、損得なしでフラットに会えるのは良いと思います。仕事で会うと、利害関係があるので。Yenta を通した出会いで、自分のモードを切り替えるきっかけとしても活用できると思います。

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