amazonは社会の仕組みをどう変えるか?ー成毛眞「amazon 世界最先端の戦略がわかる」ー
amazon
どれだけ利用していますか?
個人的には急にamazonを利用するようになったというよりは、気がついたらよく利用するようになっていた、というような感覚でした。
はじめは本だけ買っていたのが、いつの間にか他の商品までamazonで買うようになったという具合です。
amazonに対してどのような感覚をお持ちでしょうか?
他のサービスはほとんど利用したことはありませんが、ニュースや書店でその名前を目にする機会が増大すると同時に、自分の生活にもかなり浸透しています。
今回紹介する本も、もちろんamazonで購入しました。
ご存知の通り、amazonはThe Big FourやGAFAと呼ばれるように社会に大きな革新をもたらしている企業の一つです。
GAFAについてはこちらの記事で紹介しました。
amazonについてどれだけ知っていますか?
個人的にはネットショッピング以外にもいろいろとやろうとしている企業というくらいしか認識はありませんでした。
しかしながら、自分の生活への浸透も含めて、日々拡大しているように見えるその企業の正体が気になったことから、この本を手に手に取りました。
この本を読んだ一番の印象としては、近い将来に生活や社会がどう変わる可能性があるのか?が見えたように感じたことでした。
もちろん、この本に書かれているamazonのやろうとしていることがすべて実現するとは限りません。
しかしながら、これまでのamazonの発展を知ると、それが実現するのでは?と感じてしまいました。
この本の目次は割愛しますが、内容としては、
・amazonの生い立ち
・どのように収益を上げているか?経営方針は?
・どのようなサービスを提供しているか?
・今後どのようなサービスを提供しようとしているのか?
が書かれていました。
個人的にこの本を読んで新しく知ったことを以下に挙げます。
・楽天は「出品者」が顧客であるのに対して、amazonは「一般消費者」が顧客。この辺りのシステムの違いを知りませんでした。
・営業利益のほとんどを事業等の投資に回すため、赤字がでることもしばしば
・アメリカのCIAまでもがAWS(Amazon Web Service)を利用
・amazonのファッションブランドがあり、アメリカではかなり大手になっている
・amazonマーケットプレイスへの出品者への融資システムがある
自社用に開発したシステムを、外に売り出している
amazonの正体を知るだけでなく、近い将来の生活や社会、サービスが垣間見える本だと思います。
生活のどこかで関わっているであろうamazon、それを知ることのできるおすすめの一冊です。
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