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肌257.をふりかけると

8月、ツアーを名古屋、一宮、奈良、大阪と回りました。
みに来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ツアー直後からずっと更新しようしようと思いつつ、うまくまとめられなくて、9月・・・。
書きたい内容ができずツアーの後遺症でだらだら過ごしていました。

(写真:名古屋にて。この写真すごい好き(笑)with青木拓人、菅野創一郎)


とはいえ15歳から今までずっとちまちま歌詞を書いているのですから、書けないなんてことはないはずなんです!(激励)
書きたいことがあるかどうかなんて重要じゃないんです!(書け)
書いた後に結果はついてくるものなんです!(書け)
というわけで書きます。

最近は謎に録画欲が高く、とにかく録り溜めてはDVDに書き出すだけ書き出して、あんまり観れていません。もはや観たいわけじゃなくて、録りたいだけでは、と思ってきました。
いや、いつかくるはずなんです。
その時のための備えなのです。

先日あるライブの帰り道、後輩たちと駅に向かっていた時、駅前で酔っ払いと思しきお兄さん二人組に声をかけられ、「もしかしてギターとベース?ドラムいらないっすか?」と声をかけられました。

◆IMARGIN 1◆
「まじすか?ドラマーすか?まじでお願いしたいです!次のライブは9月8日なんですけど、空いてますか?」
「いける!いける!」
「ちなみに叩いてる動画とか音源とかってあります?」
「いや・・・」
「じゃあ今からセッションしましょう!」
「あっ、ちょ・・・」

◆IMARGINE 2◆
「いえ、全員ドラムなので、足りてます」

◆IMARGINE 3◆
「まじすか!とりあえずスタジオ入りたいんで、ライン交換させてもらっていいですか?」
「オッケー!」
当日スタジオ来ず。

◆IMARGINE 4◆
無視。

◆IMARGINE 5◆
「What?」
「あ、あ、Is it a guitar?I can play drams.I wanna join you」
「どっかいけカス」

結果的に自分は「あ・・・大丈夫です・・・」と回答になっていない言葉を返しエンド。
酔うのは自由だけど巻き込まないで欲しい。
その後しばらくもっとぶちのめせる返しようがあっただろうともやもやした。
後輩たちが電車に乗る時見えなくなるまで手を振ってくれたので忘れることができた。

いつか、を想像する。

◆IMARGINE 6◆
2年後、若者は居酒屋で友達と酒を飲んでいる。
テレビでは音楽番組が流れ、アーティストが生演奏をしていた。
友人は言う。
「この曲めっちゃ好きなんだよなあ」
「そうなんだ・・・うわあめっちゃいいね、染みるわ・・・CD買お」
演奏を終えて戻ってきた司会者が言う。
「小野雄大さん、ありがとうございました!」

いつか彼らが感動するような音楽を作れますように。

(写真:淡路Slowbirdにて photo by Mera Tomoki)

余談ですが、昔、「雄大は曲どういう風に作ってるんだ?」とメイプルハウスのオーナーに問われ、「うーん、浮かぶんでそれで作ります」と得意げに答えたら、「書けない時に書け!それがプロだ」と金言をいただきました。
それからというもの、部屋の歩ける場所をほとんど歩き尽くしながら捻り出すように書く歌というものもできました。
アドバイスくれるみなさんに感謝しながら今日も作っています。

——LIVE——
昨年と同日に映画館ライブ開催決定!


11月3日「IMARGIN vol.2」
今年はGrapeFruitMoonの配信に加え、有観客開催!
2021/11/3(水祝)「IMARGINE(イマジン) vol.2」@高田世界館(新潟県上越市)
「IMARGINE(イマジン) vol.2」
出演:小野雄大
開場17:30/開演18:00
●来場チケット料金:3,000円
●配信チケット金額:2,500円
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