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Slim Boogie 2/2

アメリカのカリフォルニアに在住する、
アニメーションをスタイルとするSlim Boogieのインタビューです。
2019年に公開されたものです。

前回分からの続きになりますので、
前回分をお読みになる場合はこちらからどうぞ

▽該当動画(4:55~)

▽このノートで主に学べること
1.バトルで有名になった時期に感じていたこと
2.踊るうえでのこだわり
3.ダンスに寄せる想い

※内容を損なわないよう、
喋っていることをなるべくそのまま書き起こしているため、
分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。

ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー

≪ヘイトを買って落ち込んだ時期もあった≫
(バトルで有名になりかけていた次期、)
バトル中は最高のパフォーマンスをできるよう心掛けていたんだけど、
バトルが全部終わった後に、僕は驚いたんだ。
実は、自分の動画を見て泣いてしまったよ。

僕はステージ上で踊っているようなイメージで踊っていたんだけど、

(実際は)数えきれないほどの人がいる中で集中していて、
自分のできる最高のパフォーマンスをしていたんだ。

そのあたりから、ダンスを教えたりして、
お金をもらうようになったよ。

ただ同時に、ヘイトも買うようになった。
そういう人たちの中には過激な奴もいて、
少し落ち込むこともあった。

それで、スタイルを変えるべきかもしれないと思いながら、
周りに求められていることを
しようとしてみた時期もあったよ。
でも、(そういう時期は)自分自身を無理に見出そうとして
僕らしく踊れていなかったんだ。

≪踊るうえのこだわり≫
Poppingのクリエイティブさっていう点は好きだよ。
それに、ほかのジャンルと比べてPoppingは一つ大きな要素がある。
それはヒットだ。

ヒットは独自のダンススタイルでも
自在に混ぜ合わせることができる。

だから、僕は音楽のある一部分で
どうやってヒットを打つか、どうすれば動きの中で操れるかを
一生懸命練習してきた。

より良いダンサーになるためには、
それぞれがそれぞれの上手くなる方法を模索するべきだと思うし、
それ(自分の道を探すこと)こそが今まで僕がやってきたことだよ。

≪Slim BoogieにとってのPopping≫
昔からの伝統を大切にしたい、って考えている人もいると思う。
でも僕は、昔からのダンスはある程度守りたいたいけど、
ストリート文化を育み続けることこそが大切だと思うんだ。
(そうすれば、ストリート文化は)どんどん良くなっていく。

僕にとって人生でダンスだけが、ずっと続けられることだ。
こんなに色々なことを学べて、情熱を持っていかれるものは他に無い。

僕の目標は、昨日の自分よりも良くなっていくこと。
更に言えば、常に最高の自分であり続けることが大きな目標だ。

ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー

最後まで読んで下さりありがとうございます。
もし翻訳希望のダンサーがいましたら、コメントにお願いいたします。
優先的に対応いたします。

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さて、明日に公開するのは💡
ブガルーを語るには必要不可欠な、
あのダンサーのインタビューです。
どうぞお楽しみに!

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