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非認知能力

ちらっと前にこの言葉を出したと思う。
非認知能力=数値では測れない力
例えば…
くじけない力、想像する力、コミュニケーション能力、問題解決能力、行動する力、やり抜く力、我慢する力のことだね。
今出てきた言葉だけ見ても、どの環境においても必要な力だと思う!
その人がスポーツ選手になろうが、サラリーマンだろうが、技術職だろうが。もはや、なりたい職を目指す上で大切な力になる。

まずは、この非認知能力に何で興味を持ったのか。きっかけを少々書いていこうかな。

非認知能力に興味を持ったきっかけ

何稿か前に自分の研究内容について書いた記事があったと思う。今大学院で適当に緩くやってるのは、どんな高校生活を送れば大学生になってから主体的に進路選択をできるのか。
これを明らかにするために色々調査している訳です。

そんで色々論文読んだり深掘りしていくと、自分で進路を決めたりする力は乳幼児期の教育がかなり大事になるということに気付きました。(それこそ、進路を自分で決めるってこと自体が非認知能力)
もちろんどんな高校生活を送れば進路選択を自信持ってできるようになるのかってのは個人的には興味深いし、無駄な研究ではないと思うけど、それ以前、超以前の教育が大事なんだなって本とか論文わ読んで思った。

そこで目に入ったのが、非認知能力って感じです。
非認知能力が最も育まれるのは0歳から10歳までと言われています。自分は高校生活の送り方にフォーカスして、考えた。
進路を主体的に選べる→やりたいことがある→その人の幸せに繋がる
みたいな感じで。

けど、
非認知能力を育む→進路を主体的に選べる→やりたいことがある→その人の幸せに繋がる
という→の前を見つけられた感じ?
伝わるかな笑
もっと根本的な力を育むことが人の幸せにとって大切で、それが非認知能力なのかもしれないと思ったわけです。

人の幸せに直結する教育ができるのは、非認知の能力が伸ばせる10歳までかもしれない。そう思って最近はこの力に関心を持ってる。

非認知能力の重要性

これで本1冊とか書ける内容だと思うからクソ圧縮して研究ベースで書いていこう。

①マシュマロテスト
聞いたことあるかな。有名な実験。スタンフォード大学の研究。
・4歳の子供の前にマシュマロを置く。
・「私が部屋に戻ってくるまでこれを食べるの我慢できたらもう1つあげるよ」と言う。
・大人は15分後に帰ってきて我慢できてたらこう1個あげる。

自制心を見る実験かな。186人調査して、約3分の1の子どもは我慢してもう1個のマシュマロをもらうことができた。
そして我慢できた子どもを追跡調査したところ、学業面で著しく優秀であるどころか、肥満指数が低いなど、健康面でも優秀だった。要は、その人の幸福度、寿命にまで影響を及ぼすってこと。

②遊ばない子どもは犯罪率上昇
子どもは遊びから問題解決能力、想像力、コミュニケーション能力を育みます。それぞれ、非認知能力のうちの一つだね。
遊び中心の保育園と知識中心の保育園で子どものその後を追跡調査した。
23歳時点で学力の差は見られず、社会面や情動面で遊び中心の方が優秀だった。
それだけじゃない。
驚くべきは、知識中心の保育園を卒業した子どもの23歳で犯罪歴を持つ人は39%。遊び中心は10%以下!
親の学力の押し付けはマジで良くないから注意。

非認知能力の伸ばし方

これも詳しく書いたら本が書けちゃう。
子持ちの友達ほとんど居ないから需要あまり無さそうだけど簡単に書いていこう。

①家庭のルール作り
②家庭での豊かな会話とコミュニケーション
③思う存分遊ばせる

簡単に書くとこれらしい。
家庭のルール作りは4歳くらいになると子どもも話し合いに参加させて決めると良いらしい。所属感が生まれて社会性が身につく。

子育てで意識することは4つ
①子育ての目的を話し合って明確にする
②子どもが安心してチャレンジできる安全な環境を作る
③子どもの持つ力を最大限に引き出すための労力は惜しまない
④子どもをありのまま受け入れる。比べない

簡単なように見えてこれの実践は難しいと思う。具体的な内容は本を読んでほしい。書ききれない。


最後に、親自身が幸せでなければ子どもも絶対に幸せになれない。親の自己肯定感が低ければ子どもの自己肯定感も低い。だからこそ、親が、夫婦が幸せであることが第一条件。
母親は事例見てても、完璧を目指す傾向にある。初めは一人で抱え込みがち。そこをしっかり父親がわかってあげて、協力することが大切。
母親の幸福度が高いと、子どもの幸福度が20%ほど上がるという研究もあります。
父親は母親を笑顔にしたり、協力したり、話を聞いたりすることで家庭も子どもも幸せになる。

幸せの連鎖。
夫婦が幸せだと子どもの非認知能力が自然と高まっていく。
そうすれば子どももきっと幸せな人生を歩める。
その子どもが親になった時もきっと同じように子どもと接するから、その子どもも幸せな人生を送れる。

教育ってすごい力を持っていると思う。
今後、非認知能力はその教育の鍵を握ると思う。

俺も来年から教員になる(と思う)身として、勉強や部活がその子どもにとって何になるのか。
受験や部活で結果を残すことが「目的」にならないように。
生徒の成長の「手段」として考える必要があると思う。

学校生活をうまく使って、この非認知能力を育み、関わった生徒が卒業後、幸せな人生を歩んでいけるサポートがしたい。
そのために、もうちょっとだけ頑張ろう。

最後ら辺は相変わらず体力切れで文は乱雑笑
まあ、80%くらい思ってることは書けたと思うし、良し。

以下の本が非認知能力系で良い感じかと思われる。

是非ともご覧あれ。

では、また。


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