オンラインでどう変わる?これからの採用

ここ数年様々な企業の採用のお手伝いをさせていただいていますが、今年に入り、各社一気にオンラインでの採用に切り替えており、まだまだどの企業も勝ち筋を見つけるために思考錯誤している状態です。

まだ、何が採用の正解なのか私にもわかりませんが、確実に言えることが一つあります。
それが「音楽の購入がCDからAppleMusicへ変化したのと同じ変化」です。

イントロとサビで企業が判断される時代

採用が「音楽の購入がCDからAppleMusicへ変化したのと同じ変化」とはどういうことか?
私はこう考えます。

かつては「好きなアーティストの曲だからCDを買う」「CMを見てCD買う」だった音楽が、今では「イントロとサビだけお試しで聞いてみて気に入ったらダウンロード」に変化しています。

オンラインでの採用、特に会社説明会がオンラインに切り替わると、「イントロとサビだけで会社を判断する」人が多くなってきます。

先日、縁あってオンライン合同会社説明会のMCをやらせていただきましたが、イントロとメインメッセージ部分が面白い企業とそうでない企業の人気の差は如実に表れています。企業のネームバリューがあっても面白くない会社はエントリーが少なく、逆にネームバリューのない会社でも説明会のイントロが興味深く、メインメッセージが面白い会社はエントリー数も多い傾向が如実に表れていました。

オンラインが採用の中心になると、最初に相手の心をつかむようなメッセージ性や話し手の人柄、会社の雰囲気、そしてそれらの良さが伝わる資料などが大切になってくると思います。

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こちらの記事はカイラボのメルマガVol.377(2020年9月30日発行)のコラムの内容を一部編集したものです。
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