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大雑把な僕が細かいところに気づくようになったキッカケの話

大雑把な僕が細かいところに気づくようになったキッカケの話

僕はもともと、いや、今でも基本的にはルーズな人間だ。

ルーズというか、大雑把というか。いわゆるO型な人間なのである。

大抵の物事は、『まあこんなもんで及第点やろ』っていう感じで考えるようにしている。

おそらく、その考え方はこのストレスフルな時代において重要なスキルなのかもしれないけれど。

でも、それが自分のサッカーコーチとしての仕事となると事情は変わってくる。できるだけ、細かいところに目を

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敗戦と向き合う

新人戦 南部支部予選準々決勝、国際学院戦負けました。

今シーズンの市立浦和が目指しているものから考えるとこの敗戦は非常にメンタルにくるものがあります。

試合としては5分5分、しかしながら勝負を分けたのはセットプレー。

セットプレーから痛い目にあってきたチームなので、やはりそこに向けても準備はしてきましたが、現実を受け止めるには少し厳しい。

試合の内容を振り返ればよくやっていたと思うし、現状

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選手とともに。前橋育英、山田監督から学ぶ。

選手とともに。前橋育英、山田監督から学ぶ。

昨日、前橋育英が高校サッカー選手権で優勝した。

高校サッカー2024シーズンも昨日、とうとう終わったのだ。

山田先生。

就任43年、65歳
前橋育英2度目の優勝かかったPK戦

決めれば勝てる状況

キッカーは2年生エース白井。

そりゃ外したら天を見上げる。

「2度はないのか、、?」

頭によぎったはずだ。

昨日は現地で観戦していたのだが、山田先生は選手とともに戦っているように感じた。

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2025年に向けて。チャレンジの1年に

2025年に向けて。チャレンジの1年に

こんにちは、2025年がもうすぐやってきますね!!

例年であれば今年の振り返りをするところなのですが、常に前を向いて生きていくために、今回は来年に向けてこれからどうしていくのかを話していきたいと思います。

2025年のざっくりとした自分のテーマとしては「チャレンジをしていく」ことにしました。

理由としては、2024年は比較的、確認をしていく作業に時間を割いていくことが多かったように感じている

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この悔しさを忘れない。シーズンを終えた日。

この悔しさを忘れない。シーズンを終えた日。

今シーズンは埼玉県1部リーグ9/10位と苦しいシーズンでした。

選手権予選では優勝した正智深谷に1-2(前半1-0)惜敗と、いま持ちうる最大限のパフォーマンスを発揮しましたが、年間を通じたリーグ戦の命運は他力となりました。

プリンス関東2部リーグの西武台が降格残留ラインに乗ってしまい、他力に他力が必要になる状況。西武台が落ちてくると8位までが聖望のプリンス昇格しないと降格になるという恐ろしい状

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【未来を志向せよ】フィードフォワード理論

フィードフォワード理論なるものがTwitterで流れてきたので、普段はあまりこういう自己啓発だったら人材育成のを読む機会が少ないのですが、シーズンも週末のリーグ戦のみとなった、今

改めてインプット量を増やしていく時期になったので、読んだわけです。

すごく大雑把にフィードフォワード理論をまとめると、以下のようになります。

この4点かな、と思います。

頷ける部分もあり、またなかなかこちらの技術

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困った時は古典から

困った時は古典から

困った時や道に迷ったときには先人から学ぼう

シーズンも残すところ残り1節である。

プレミアリーグEASTの結果からプレミア昇格戦、そしてプリンス残留or降格

あらゆる要素が絡み合う順位に位置している市立浦和だが、ここは仕方ない。

自分たちにできることを実践してあとは天に祈るのみ

今回ばかりは残留したら相当なラッキーパンチ。

どんな結果も受け入れる覚悟は出来ている。

さて、そしてこの時

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常に進化を求める

常に進化を求める

常に進化を求める

日々アップデートを求める

これはめちゃくちゃ大事なことですよね。

現状維持は衰退の始まりとはよくいったもので、何事も自分の凝り固まった考えを変えない人と出会うと、勿体無いなと思います。

以前、なんでおじさん指導者は変わらない、のかについて有識者の方と雑談をした時に

なーんて話をしてもらって、すごく納得した覚えがあります。これ、ほんとにどの業界でも、どんな立場でも当てはま

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埼玉高校サッカー、来季への展望

埼玉高校サッカー、来季への展望

おはようございます。

昨日、埼玉県高校サッカー選手権大会の決勝が行われ、正智深谷が1-0で浦和学院を下して全国大会出場を決めました。

市立浦和としては、自分たちが負けた相手が全国に行ったので、悔しい気持ち半分、嬉しい気持ち半分。

テレ玉の放送では「市立浦和との試合が本当にしんどかった」というコメントも紹介されていたらしく、王者に対して勇敢に戦った選手たちを改めて褒めたい気持ちになりました。

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「凡人」ではない凡人。真摯であること。

「凡人」ではない凡人。真摯であること。

「凡人の4年間」と嶺は表したけど

君が通った道は決して誰もが歩める道ではないし、通り方ではないよ

君には間違いなく「努力ができる才能」がある

嶺が高校2年生になるときに大野先生と共に市立浦和に戻ってきて、その後2年間を共に過ごしたわけだけれども、

彼ほどサッカーに対して真摯であろうとして、周りの意見に耳を傾ける姿勢のある選手はなかなかいない

たぶん、それは彼がブログで綴っている

自分が

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結果遠回りでも良い

仕事に向かう道中、Today's J-popのプレイリストからAyaseの歌声が流れてきた。

AyaseといえばYOASOBIのコンポーザーで、作曲担当で、本人もライブパフォーマンスでは機械を叩いていて。

そんなイメージの人が大半だと思うし、そのうちの1人が自分でもある。

どこかのインタビューで言っていた、「元々バンドやってて、ボーカルだったんです。だけど上手くいかなくてボーカロイド使って、

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続けることへの賛美とこれからへの期待と。

続けることへの賛美とこれからへの期待と。

『サッカーに生きてサッカーで死んでほしい』

冒頭の言葉は最近、友人に言われた言葉だ。

フットボール指導者として活動しているなかでよく言われるのは、『好きなことを仕事にしていてすごい!』だとか『好きなことを続けられてて羨ましい』とかそういった言葉をよく見るし、耳にする。たしかに多くの人は色々な理由や事情がって続けられなかったり、諦めたり、区切りをつけるのだろう。どの仕事でもそうだが、競争のなかに

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高校サッカーのゴールってなんやろ

高校サッカーのシーズンも終わりに差し掛かり、毎年毎年、この時期に思います。「高校サッカーのゴールってどこなの」って

埼玉県リーグに所属している市立浦和で例にとると、

1月:新人戦支部予選(1月後半)
2月:新人戦県大会(2月前半)
3月:プレシーズン期
4月:前期リーグ開幕、関東大会県予選(4月後半)
5月:リーグ戦、関東大会本大会(5月後半〜6月前半)
6月:インターハイ県予選、リーグ戦(6

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日常が変える未来

日常が変える未来

日常が大事。

記事には直接的に書かれていないが、日常が大事なんだと再認識をした。

毎年考えさせられる、トーナメントを勝ち抜くうえで大切なこと。

トーナメントを勝ち抜ききる力。どんなに点が入らなくても1点もぎ取って勝ち進む。

それには日常なのだ。

真剣勝負をいかに日常から持ち込んでいけるかどうか。

過去に鹿島アントラーズがJリーガを連覇していた頃も、紅白戦がいちばん熾烈だったと聞くし、川

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