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サッカー関連無料記事

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記事一覧

選手とともに。前橋育英、山田監督から学ぶ。

選手とともに。前橋育英、山田監督から学ぶ。

昨日、前橋育英が高校サッカー選手権で優勝した。

高校サッカー2024シーズンも昨日、とうとう終わったのだ。

山田先生。

就任43年、65歳
前橋育英2度目の優勝かかったPK戦

決めれば勝てる状況

キッカーは2年生エース白井。

そりゃ外したら天を見上げる。

「2度はないのか、、?」

頭によぎったはずだ。

昨日は現地で観戦していたのだが、山田先生は選手とともに戦っているように感じた。

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第19節 アーセナルvsブレンドフォード マッチレビュー

久しぶりの試合レビュー投稿です。

アーセナルは公式戦11試合負けなし、2連勝中と好調

ブレンドフォードはホーム最強アウェイ最弱(チョンテセ談)

というこの試合に至るまでのストーリーでした。

アーセナルはハヴァーツがウイルス性体調不良、サカが負傷中

しかしながらヌワネリがRWGでプレミアリーグ初先発。

これからに色々期待したいスカッド状況でした。

ブレンドフォードは自陣守備時に4−4−

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go for world cup’24 サッカーレポ(ざっくり)

12月25日から28日までの4日間、埼玉県の会場を中心に行われるサッカーフェスティバル

第18回go for world cup’24に僕がサポートしている市立浦和高校がホスト校として参加しているので、出来る限り試合レポートを書いていこうということです。

浜松開誠館vs横浜FC浜松開誠館3−4−2−1 vs 横浜FC4−4−2の戦いがベースとなった試合。

浜松開誠館は非保持に5−2−3気味と

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埼玉高校サッカー、来季への展望

埼玉高校サッカー、来季への展望

おはようございます。

昨日、埼玉県高校サッカー選手権大会の決勝が行われ、正智深谷が1-0で浦和学院を下して全国大会出場を決めました。

市立浦和としては、自分たちが負けた相手が全国に行ったので、悔しい気持ち半分、嬉しい気持ち半分。

テレ玉の放送では「市立浦和との試合が本当にしんどかった」というコメントも紹介されていたらしく、王者に対して勇敢に戦った選手たちを改めて褒めたい気持ちになりました。

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公立高校の今。これからの高校サッカー。

公立高校の今。これからの高校サッカー。

この記事を読んでびっくりしたこと2つ

①野洲が公立高校だったこと
②今年の新入部員が9人だったこと

公立高校のサッカー事情が厳しいものがある。

地方と首都圏でまた感覚が違うだろうが、これまで以上に公立高校でサッカー部が強くあるためには相応の魅力がないといけない。

僕が高校生の頃、10数年前に遡るのだが、私立と公立のサッカー部強い勢力図は均衡していたように思う。

それは主に環境面によるもの

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「凡人」ではない凡人。真摯であること。

「凡人」ではない凡人。真摯であること。

「凡人の4年間」と嶺は表したけど

君が通った道は決して誰もが歩める道ではないし、通り方ではないよ

君には間違いなく「努力ができる才能」がある

嶺が高校2年生になるときに大野先生と共に市立浦和に戻ってきて、その後2年間を共に過ごしたわけだけれども、

彼ほどサッカーに対して真摯であろうとして、周りの意見に耳を傾ける姿勢のある選手はなかなかいない

たぶん、それは彼がブログで綴っている

自分が

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スポーツの「代表強化」について少し考える

スポーツの「代表強化」について少し考える

今になって始まった話ではないが、改めて代表チームの強化って難しい話だなと思う。

以前、埼玉カンファレンスで指導者陣が問われた、今後の日本サッカーが発展していくために重要なことは??

①代表チームの強化
②育成年代選手の強化
③指導者の質の向上
④サッカー環境の整備

1年前くらいのカンファレンスなので、ざっくりとしか覚えてないのだが、こんな4項目。

指導者向けのカンファレンスだから、当然みん

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スポーツをするうえで大切なこと(永久保存版)

スポーツをするうえで大切なこと(永久保存版)

市立浦和高校サッカー部に入部してすぐ、『スポーツ基礎力』と書かれたB3サイズの紙が配られた。そこにはスポーツをするうえで今後大切にしてほしいこととして、当時の監督である池田先生から我々部員に毎年配られていた資料だった。

そこに書いてあることに感銘を受け、当時の大場少年は何か立ち止まるたびにそれを見返していた記憶がある。

2017年に自身が指導者として少年団に関わるようになった頃。彼ら選手に、親

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サウジアラビアvs日本を見て

サッカーW杯予選、かなり厳しい状況になりましたね。ただ、まだまだ可能性はありますし、修正してなんとか本大会につなげてほしいです。

試合をぼんやり見ていていくつかの気になった点を挙げておこうと思います。

①前からの守備僕の印象では森保監督はオリンピックのときも、これまでの試合でも相手の定位置攻撃に対する守備は4−4−2の形からプレッシングを行っていたと思います。ただ、この試合ではサウジが攻撃時に

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情熱が人を変える、組織を変える

情熱が人を変える、組織を変える

マリノスユースの記事を見て、やはり思うところはあった。

育成年代トップカテゴリーでも同じ高校生。

自分が普段教えているチームの選手たちと同じような課題は発生しうるのだな、と。

現代の選手たちは親に与えてもらうことのほうが多い環境なのかもしれないとは思っている。

小学生の頃から1週間のスケジュールはパンパンで、塾や英語、スイミングに書道。それからスポーツで埋め尽くされている。

そこには自ら

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ボール保持!前進!ゴール前の攻略

ボール保持!前進!ゴール前の攻略

今月のボリスタ記事を読んだのと、最近いろんな記事を読んだり現場で見たりしたなかで、自分のなかで少し頭の中が整理されたので、共有を。

ボリスタが今号はビルドアップ特集だったのでビルドアップに関してまずは。

スペイン人指揮官デゼルビがやるビルドアップの形は相手を引き込むかつ、105×70mのサッカーのピッチをフルに使った構築はプロ選手であるキック力がベースとなった戦法です。これを高校年代で、中学年

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本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話。

本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話。

ドラゴン桜は自分が中学生の頃に出会って、全巻買ってもらっちゃったくらい結構好きな漫画。

市立浦和高校に受かるために受験勉強を人生で1番よくやった自負があるんだけれども、勉強に行き詰まったときによくこの漫画を見てたっけ。

で、今回の話は「本番に強い人は不安との向き合い方が違うって話」を自身のエピソードと絡めて実際にどうだったかなと振り返ってみようと思います。

自身のエピソード緊張するとお腹が痛

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日常が変える未来

日常が変える未来

日常が大事。

記事には直接的に書かれていないが、日常が大事なんだと再認識をした。

毎年考えさせられる、トーナメントを勝ち抜くうえで大切なこと。

トーナメントを勝ち抜ききる力。どんなに点が入らなくても1点もぎ取って勝ち進む。

それには日常なのだ。

真剣勝負をいかに日常から持ち込んでいけるかどうか。

過去に鹿島アントラーズがJリーガを連覇していた頃も、紅白戦がいちばん熾烈だったと聞くし、川

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【悩み続ける】GKってポジションは

【悩み続ける】GKってポジションは

こんにちは。

以前、内山コーチのTwitterで〈競争と共存〉について書いてあったので、今日はこのことについて書いていこうかなと思っている。

また、GKというポジションの特異性も。

GKにはどうしても競争という側面がかなりつきまとうものだと思う。

もちろん、他のポジションにおいても競争は存在している。しかしながら、時にポジション争いをしていた2人が試合中にダイレクトに化学反応も起こしうる。

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