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お風呂リフォーム【いきなり見積り依頼をお勧めしないワケ】 

プランナー・営業・コーディネーターとして300件以上のリフォーム案件に携わってきた私が、リフォームプランナー目線でお話しします😊




お風呂リフォームはビフォーアフターの違いがすごい!


お風呂のリフォームは、その多くがシステムバスという組み立て形式のお風呂です。

設計の自由度は少ないですが、各メーカーのシステムバスの「使いやすさ」・「お手入れのしやすさ」・「見た目の美しさ」などの進化はとどまることを知らず、リフォームの中でも顧客満足度の高い工事です。

システムバスは基本的に総取り換え工事となるため、工事後は以前と全く違うピカピカの空間が現れます✨


お風呂リフォームの問い合わせの前にしてほしいこと


お風呂リフォームを検討するとき、水漏れなどの急ぎでない場合は、まず、ご自分で各メーカーの商品特徴などを比較検討されるのが良いと思います。

先にリフォーム業者さんに問い合わせをすると、自由にお風呂の検討をしにくくなる場合がありますので・・・。(これは後ほどご説明します。)

各メーカーのお風呂のHPを見てみると、他社に負けない特徴をそれぞれ持っています。

ですが、同じランクのお風呂ではそれほど機能に差がないので、どのメーカーにしようか迷われる方が多いです。

まずは、壁柄やシャワー・浴槽形状・お手入れのしやすさなど・・・、一番気に入った浴室の「ゆずれないところ」を決めましょう。

ショールームに行ってみてもいいですね。(出来たら家の平面図をお持ちください。よりリアルなお風呂の提案をしてくれます。)

そうすると、おのずとお気に入りのメーカー(商品)が決まってきますので、リフォーム業者さんへの問い合わせもスムーズです。(設置条件により、希望の商品を選べないこともあります。)

事前にお風呂の比較検討をしておくことは、のちにリフォーム業者さんとの打ち合わせの中で迷った時などに、必ず役立ってきますので是非お勧めします!

そしてもう一つ、大切なことが。

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リフォーム業者(担当営業)によって「得意・不得意」のお風呂メーカーがある

これは、リフォーム営業からのお話になりますが、モノを仕入れて販売するときは通常、特定商品(メーカー)の業者間取引(仕入れ)件数が多いと、値引き幅も大きくなり顧客に安く提供できます。
ということは、

値引き幅の大きな商品の取り扱いがある

安く顧客に提供できる

多数扱うと営業の商品知識が深くなるので、ついつい勧めてしまう

多くの人に注文してもらえる

工事件数が増える

イレギュラー対応も増える

特定メーカーのお風呂工事の経験値も上がる

となり、「業者(営業)の得意なお風呂(メーカー)」となっていきます。

これは、顧客はA社のお風呂がいいと思っているのに、業者が得意なB社のお風呂を勧められることがあるという事です。

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あえて施工実績がないお風呂を注文する必要はないです。

顧客としては、お風呂リフォームを失敗なく安く仕上げてもらうことが大切なので、問い合わせの入り口で希望のメーカーの施工実績があるかどうかを尋ねましょう。

大切なのは、「自分が買いたいお風呂を安く上手に施工してくれる会社」をえらぶこと。です。


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