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その感情、正しいですか?

人間は何かの事象が起きたら、それについて自分の価値観で判断をし、値付けをし、感情を湧き起こすに至ります。単なる事実として事象が起きて、それ自体には本来なんの意味もないのに、勝手に意味づけをして判断し感情を感じて、そしてそれが悩みの種になる。苦しみの種になる。それが人間。という話を、以前に遊民さんがされてたなあと薄んぼんやり思い出しつつ書き始めます。(YouTubeにそういう動画をあげてらしたと思ったけど見つけられず……)

 うつ病になるほどではなくとも、こころが不安定だと思う方は、多かれ少なかれ、この「事象に対する価値判断」というのをしっかりされているのではないかと思います。それが、自然界では命を守る為の「勘」として働いたりするので、大事なことではあります。
 ひとまず、この記事の結論を先に書いておきます。

 こころが不安定になりやすい方は、
 一つの事象を一つの解釈しかしていない場合が多いので、
 視点をたくさん持てるようなトレーニングをすると良いです。

 そのトレーニングにお勧めなのが、実は易経を学ぶことだったりするんですが、それはまた別の機会にご紹介するとして、今回は私が入院→通院のタイミングで出会った方法をご紹介します。少し長くなりました。 

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薬剤師で薬膳師であり、鬱で入院経験のあるやわるしす塾長が、経験を織り交ぜつつ、薬膳に限らずこころのケアをご紹介します。 一括料金です。月が…

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