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「自分の顔」が報酬に? 鏡を見てやる気をセルフケアする工夫

「おお、これは驚きの事実。自分の顔は「報酬」ということか!?」

今回は尊敬するnoterさんの記事の紹介。毎回とんでもないクオリティの記事をとてつもないスピードで書かれている池さんの記事です。その記事がこちら。

「自分の顔を見るとやる気が出る」というお話。自分の顔の情報がやる気を引き起こす“ドーパミンの報酬系”を活性化させるとのこと。

とても興味深いですね。そこで、今回は自分の顔が持っている価値、そして鏡を見ることをセルフケアに活かす工夫を考えます。

「自分の顔」は最重要情報

先の記事では、「自分の顔」と認識できないような断片的な自分の写真にも人は反応することがわかったそうです。つまり、自分の顔が表示されたことに気づいていないにも関わらず、やる気を引き起こすドーパミンの報酬系の中枢が自動的に活性化するとのこと。

これ、スゴイことですよね。自分は認識していないのに脳は反応している。それほど「自分の顔」という情報は重要な情報だということですね。

これは人間がいかに「自己愛が高い生き物」かということです。みんな自分大好き。池さんの記事では、そこから「自撮りするのも納得」とつなげているところが面白いです。

自分のアイデンティティを形成する情報の価値

さて、この話を聞いて、「名前」にも同じようなことが言えるように思います。自分の名前は世界に一つの大事な情報です。

人混みの中で自分の名前が呼ばれたら、瞬時に聞き分け反応できますよね。また、自分の名前と同じ文字が使われているものを見ると妙に親近感が湧いたりもします。

つまり、顔や名前という、自分のアイデンティティを形成する情報は脳が最重要情報として認識しており、視界や耳に入っただけで反応するようになっているということ。

さらに、反応するだけでなく、プラスに反応する。ご紹介した記事の通り、それらの情報は「自分のやる気を引き出す」ことにつながります。

そうと分かれば、積極的にその情報に触れるのはプラスに働きますよね。

次は「やる気を出す」以外に、自分の顔という情報が持つ効果、つまり「鏡で顔を見る」ことの他のメリットを見てみましょう。

自分の笑顔でポジティブスイッチに切り替え

1日の中で自分の気分は乱高下します。ポジティブなったり、ネガティブになったり。これはバランスが大切ですが、ネガティブになりすぎないことが重要ですね。

そんな、ポジティブにスイッチを切り替えたい時に有効なのが「鏡の前で笑顔になる」です。

笑顔になって表情筋が刺激されると、その情報は脳へとフィードバックされ、ポジティブな感情が生まれると言われています。

脳は騙されやすい器官とも言われていますね。楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になったから楽しくなる。つまり気持ちやマインドはフィジカルである程度コントロールできるということ。

さらに、鏡の前に立つと背筋が伸びてシャキッとしたりしませんか。これは人は鏡を見る時、無意識に「いい自分」を見ようとするそうです。つまり、鏡の前に立つと、「いい笑顔」を作ろうと自然に気持ちが向くということです。

気分が落ち込んだり、ネガティブモードになったら、四の五の言わずに鏡の前に立ちましょう。そこで、嘘でもニコッと笑顔になる。すると、結果的に脳はネガティブモードからポジティブモードにスイッチが切り替わるということです。

集中力を高める、維持する

仕事の生産性を高めたい時に有効なのが、デスクに「卓上ミラー」を置くことです。

これはテレワークで一人で仕事をするようになって、取り入れている人は多いのではないでしょうか。私の同僚も取り入れており、効果を実感しているとのこと。

オフィスで同僚と仕事をしているのと、家で一人で仕事をしているのではやはり緊張感が違いますよね。人目があることでテキパキ行動できたり、もうひと踏ん張りできたりします。一方で誰も見ていない時は気持ちも緩みがちです。

人間は「人に見られることで本来求められている望ましい行動をしようとする」という心理効果が働くそうです。これをセルフでやろうとするのが「卓上ミラー」というアイデアです。

実は人の目でなくても、ミラー越しの自分の目でも同様の効果が得られるそうです。視界に入るのがたとえ自分の視線だったとしても、「理想の自分」であろうという意識が芽生え、悪い行動は抑えられ良い行動が促進されます。結果、集中力は高まります。

テレワーク下で、集中力を高めたい人は、視界に入る所に小さな卓上ミラーを置くことをおすすめします。


アファメーションの精度アップ

アファメーションとはポジティブな言葉で自分自身を幸せへと導く方法のこと。 潜在意識に働きかけることで、人生を自分の望む方向へ変えていくことができます。

先日このアファメーションについて記事にしました。ご参考ください。

ポジティブな言葉を自分に刷り込んでいくことで、その気になっていく。結果、なりたい自分に近づいていく、というメソッドですが、このアファメーションをやるときも、鏡で自分の顔を見ながらやるとより効果が高まります。

なりたい姿やありたい自分のイメージを、鏡の自分へと語りかけることで、このアファメーションをより有効に行えます。視覚から届く自分の表情と、聴覚から届く言葉で、より効果的に自分にポジティブなイメージを浸透、定着させることにつながります。

まとめ

「自分の顔」という情報は、脳が最重要情報として認識しており、我々は自分の顔に無意識下でも反応するようにできています。

しかもその反応はモチベーションを上げたり、集中力を高めたりといったポジティブな効果があります。

これは見方によっては「自分の顔=大きな武器」です。使い方次第で、自分をありたい方向に導いてくれます。最大限に有効活用していきたいですね。

自分の顔は世界の78億人の中で1つだけです。1/78億の貴重なもの。そしてこの先死ぬまで一生付き合っていくものです。

今回の記事を通して、その「顔」というものの価値を改めて考えさせられました。

みなさんも、「自分の顔の使い方」を一度考えてみてはいかがでしょうか。顔を使って上手にセルフケアしていけると良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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