見出し画像

どうして「3」がいいのか?

【今日の結論】
カギはワーキングメモリ

こんばんは、yawaraishiです。

あなたは「3」という数字を意識したことはあるでしょうか?

話を伝える時に、構成や理由などが
3つにまとまっていると伝わりやすいと言われます。

また僕たちの身近なものは3つの塊でできているものが多いです。
(年月日、電話番号、時分秒、信号、小中高など)

このように、人間にとって親しみ深い「3」ですが
どうして「3」がいいのか考えたことはありますでしょうか。

僕はこれまで全く考えたことがなかったです(笑)

しかし、ある本から発想を得て
僕なりの「3」がいい理由を発見しました。

そこで今日は、「3」がどうしていいのか
僕なりの考えをお伝えしたいと思います。

カギは「ワーキングメモリ」

ワーキングメモリって知っていますでしょうか?

簡単に説明すると脳の短期的な作業スペースです。

例えば、「10+20は?」と口頭で聞かれた時
10と20を置いておく場所がワーキングメモリです。

情報を記憶しながら作業する時に重要な働きをするワーキングメモリですが、その容量は人それぞれだと言われます。

またワーキングメモリの容量は
スマホの容量のようなものではなく
箱のようなものです。

人それぞれ、一時的に情報を置いておける箱の数が違うのです。

人それぞれと言いましたが
一般的には3つの箱を持つ人が多いこと
最近の研究で分かってきたようです。

大多数のワーキングメモリの容量は「3」です。

容量不足になるとどうなるの

本題が見えてきたところですが、
その前にワーキングメモリが容量不足になったらどうなるのか?
先に話させてください。

ワーキングメモリの箱の数は「3」です。
では3つより多い情報が来た時どうなってしまうのでしょうか。

3つの箱があるので、情報の中の3つは記憶できるように感じます。

しかし4つ以上になると、脳はキャパオーバーになり、何も覚えられないような状態になってしまうんです。

イメージとしてはパソコンがフリーズするのと一緒です

パソコンのフリーズはメモリ不足が原因ですが、
脳も同じようにワーキングメモリ不足になるとフリーズしてしまうんです。

「3」がいい理由

さてここまで来れば、お気づきかと思います。

僕が思う、3が心地よく感じる理由

それは多くの人のワーキングメモリが「3」だからです。

人に何か伝えたい時、こちら側としては
たくさんの情報を伝えたいです。

しかし、「3」を超える情報を伝えてしまうと
ワーキングメモリの容量を超えてしまいフリーズ

結局1つも伝わらない状態になってしまいます。

多くの情報を伝えつつも、頭に残る範囲
自分にとっても無理のない情報量

それがワーキングメモリの容量内である「3」という数字であり、人が何故か「3」を心地よく感じる理由なのだと思います。


さて、あくまで僕の考察ですが如何だったでしょうか。

今日のポイントを3つにまとめると
✔︎ ワーキングメモリの容量は3つ
✔︎ 容量を超えるとフリーズしてしまう。
✔︎ だから「3」を意識して情報を伝えるべきだ

こんな感じで日常に潜む当たり前
その理由を考えることは結構面白いです。

僕は、下記の本でワーキングメモリの容量の話を読んで、今までの自分の常識新しい知識が繋がったような感覚を覚えました。

是非、日常に潜む当たり前のことについて、
自分なりの理由を考えてみてください!
そして思いついたら教えていただけると嬉しいです!

今日も最後までありがとうございました。

良ければ他の記事もどうぞ。

【メモを書くと深く考える助けになります】

【SDGsについて深く考えた話】






この記事が参加している募集

習慣にしていること