【論理と】キャラ紹介がしたいよ1

□とりあえず進捗

体調を崩したり、いろいろ用事もあったりして、
9月はあまり進められませんでした。
でも着実に完成には近づいているので、もう少しお待ちいただければと思います。
できるだけ楽しいやつ作ります。


涼しくなってきたし、(私が)たのしいキャラ紹介コーナーでもやりますか。
ずっとやりたかったけど、なんとなく機会を逃していた……
うまく紹介できるかは不明ですが、がんばって書いてみるぞ。

こういうのは「つかみ」が肝心ですからね。
記念すべき第一回にふさわしい、魅力的な人物をプレゼンしたいと思います。
ファイさんの話します。

(ネタバレは特にないです)

□紹介をするよ

■ファイさん

ウィスプ領領主補佐
20歳くらい

おだやかで性根の優しい青年。
裏を返せば、役職に見合った威厳も持たない気弱な青二才。
本人も、そんな自分のことを情けなく思っている。

常におどおどしていて、行動もやや鈍臭い。
自己評価の低さは、どこを取っても「特別」な弟に対する劣等感というよりも
生まれつきの(ネガティブな)性質に依るところが大きい。

領主フレイの双子の兄。
立派に務めを果たす弟のことを尊敬しながら、
兄として頼られたいとも思っている。
思っているだけ……七夕の短冊にギリ書かない程度の希望。

前領主である母のことも敬愛しているものの、
多忙な彼女とは、ふつうの家族らしいことはほとんど出来なかった。
生来の気の弱さから、世話係や母の部下にも満足に甘えられなかった彼だったが
新設された資料館に職員としてやってきた、現館長との出会いが大きな転機となった。

領主館のひとびと、フレイや前領主、
何より自身のことを気にかけてくれる館長の温かさ・おおらかさに触れ
はじめて心を許せる大人、そして友人を得たのだった。

好きなものはウィスプ領のみんな。
家族はもちろん、領に住まうみんなの幸福を願っている。
あと読書。
昔から勉強の一環でよく読んでいたけど、資料館に通うようになってから本格的に趣味になった。

苦手なことは注目されること。
立場上人の前に立つことは少なくないけど、それでも慣れない。
どうしても「ぼくじゃ安心させられない」「フレイはもっと頼もしい」と考えてしまう。

自信の無さがにじみ出ているためか、領主を崇拝するひとびとも、その補佐にはあまり遠慮がない。
部下には叱られるし、チンピラには絡まれるし、誰からも気軽に話しかけられる。
(つまり『親しみやすい』)

ちなみに、幼い頃から弟とほぼ同じ教育を受けていたので、能力的には双子で大きな差異はないよ。
その点を指摘しても、「良い先生がついてくれたおかげ」と謙遜してやまない。

たぶん、ある種の「負けグセ」のようなものがついている。
母にも弟にも敵わない、補佐の仕事すら、部下のサポートが無ければおぼつかない。
別に負けているわけではないのにうじうじ悩んでいるので、周りからすると、ややヤキモキさせられる。
それでも人が去らないのは、ちゃんと認められている部分もあるからなのだが
当の本人は、やっぱりまったく気づいていないぞ。

そんな彼でも、怒るときはちゃんと怒る。
具体的には、愛する家族が侮辱されたとき。
そして、ウィスプ領の安全が著しく脅かされるとき。
感情任せにいろいろ口を滑らせてしまう質でもあるが、そういう時は後ですごくヘコむ。
なにか失言がまろび出ても、なるべく聞かなかったふりをしてあげよう。

自分に自信がないぶん、他人の能力や成果は十二分に評価する。
一見すると嫌味や無責任にも捉えられかねないが
その賛辞がどれも的確で、真に相手の心を鼓舞するものなので、反感を買うようなことは滅多にない。
その観察眼こそ彼の一番の長所であり、「補佐」としてもっとも重要な資質なのかもしれない。


みたいな……ところで……どうでしょうかね……
そこそこの読みごたえになってたらいいですね。

ラヴィさんとかおじさんとかの(濃いめの)紹介は
お話の根幹に関わる部分なので、完結してから一気に書きたいですね。
何年後になるかわかりませんが……

とにかく今は、今作っているものをどうにかしよう。
がんばりますので、よろしくお願いします。

さようなら👋


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