【論理と】キャラ紹介する2

□進捗

形はできました。
最後のテストプレイをして、
問題なければアップできると思います。

できたら12月2日(土)に公開するつもりです。
なんか…いい日なので…
大安パワーでいっぱい遊んでもらえると思います。

ところで、フレイさんの話をします。
ストーリーのネタバレはない…つもりだったけど、
書いてるうちにわりとネタバレっぽくなってしまいました。
重要人物だからしょうがないね。

たぶんプレイしてからのほうが
「答え合わせ」みたいになって、いいんじゃないかと思います。
前述の日に2話付きで公開されるはずなので、
よかったら遊んでみてね。



□フレイさんの話するよ

■フレイさん

20歳くらい
ウィスプ領領主

ウィスプ領の一番偉いひと。
青い炎のウィルオウィスプ。
母親に前領主、兄に領主補佐のファイがいる。

王族の気品と迫力、どちらも兼ね備えた青年。
青臭さを感じさせない毅然とした立ち振舞いに、領民たちからの信頼もバツグン。
先代や『青き祖』のこともあり、絶大な期待を寄せられている。

生まれたときから王となることが決まっていたので、
そのための素養は十二分に身に付けている。
前領主の急病により突然の即位となったものの、
補佐時代の経験もあり、まもなく混乱する民たちをまとめあげた。

『領主の役目』に対する責任感は母王以上で、
どんなに忙しくても、自分の仕事は一人でこなす。
おそらく領主館で一番遅くまで机に向かっている。

『完全無欠の若き王』、それこそ我らがフレイ様のお姿である。



…というのもウソではないけど。
できるだけ一生懸命やっていたら、みんなが望む領主になれていただけの
真面目さしか取り柄のないようなひとだよ。

本当は兄のファイ同様(あるいはそれ以上)自分に自信がない。
領主となった今も、その立場も評価も何もかも、自分には分不相応だと思っている。
ひとを「~殿」「貴殿」と呼ぶのもその表れ。腰の低い王様。

しかし『青き祖』や領主を信仰する文化はよく解っているし大切にしたいので、
なるべく理想に近づけるよう、幼い頃から努力を重ねてきた。
重ねすぎて、際限なくがんばろうとしたり、すべて一人で抱え込もうとする悪癖があるが
そういうところを見つかると、めずらしく兄上に叱られる。
あまり心配かけたくないのに…

双子の生まれた頃は、まだ『特異体差別』が表面化していなかったが
(クジャクの中にカラスが混じってる…くらいの違和感はあった)
(ちょっと不気味なような、なんとなく下に見ているような…)
王の嫡子というその生まれゆえ、物心ついたときから『青』について悩むことが多かった。

10年ほど前にチンピラが暴れだしてからは一層、ぐるぐると考え込む時間が増えた。
悪徒は許されるべきではなくて、
でも彼らの主張はきっと正しくて、
青だけが美しいと呼ばれることが恐ろしくて、
しかしその期待には応えるべきで…

誰にも弱音を吐けずにいたフレイ少年だったが
ある出会いと言葉がきっかけで、ようやく不安を飲み込むことができた。
揺るぎない信念を定め
あらためて、理想の領主を目指し研鑽を積むのだった。

好きなことは体を動かすこと。
時間のある朝はほぼ必ず、両館の敷地をランニングしている。
時間のない日でも、朝晩のストレッチは欠かさない。
おそらく領主館で一番早起き。

甘いものも好きで、よく仕事の合間にたしなんだりする。
ケーキやシュトーレンのような焼き菓子がお気に入りだが、
毎日食べるわけにもいかないので、普段はチョコや飴でガマンしている。

苦手なことは休むこと。
急に「休め」と言われても、結局仕事のことを考えてしまうタイプのワーカホリック。
でも領主様なので、そのくらい領のことに気を遣うのは仕方ないのかもしれない。

ちなみに、最初は女のひとにする予定だったよ。
一人称「わたし」はそのなごり。
いろいろ検討した結果今のフレイさんになったので、
それにともなって(前王も)父上が母上になってしまわれました。

以上です。
おわり!

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