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“STORYBOOK”公開。 「みんなの集まる家」から「みんなで営むお店2.0」へ

こんにちは!シンカイの小林隆史です。

GW中は、「シンカイ」から「やってこ!シンカイ」へと変貌。「やってこ!シンカイ」に関わりたい!と賛同してくれた人たちのアイテムが揃い、オーナーの柿さんもずっと居てくれて、にぎやかになりました。

子どもの面倒をみんなで見たり、編集・企画会議をしたり、ディスプレイつくったり。いろんな人の力を集める柿さんの人徳あってなモノで、そもそも金物店だった「シンカイ」としては、息を吹き返したような気分になっているのではないだろうかと思っています。

そんなブランドニューなようすは、「やってこ!シンカイ」のinstagramなり、SNSなりにお任せするとして。

今回は、「そもそも、『シンカイ』って何?」、「結局、『シンカイ』ってどうなるの?」という話をちょっとだけここで。2018年の1月頃に自作した『STORY BOOK』のサンプルを公開しまっす!
(ちなみ、これはあくまでサンプルなのでアレですが、ここからブラッシュアップして、デザイナーの廣田さん藤原印刷さんのお兄ちゃんといっしょに本をつくります。今年中には、リリースする予定なので、おたのしみに)

・2011年、当時学生だった僕と白石雄大(現在は team CLAPTONとして活動)が、この場所と出会ったこと

・住みながら、みんなでごはんを食べたり、遊んだりしてきた7年間の延長が今

・「みんなの集まる家」から「みんなで営むお店2.0」へと変わっていく中で、感じていること

などを写真とともに書き記していきますね。
スマホで文字が見づらい人は、グイッと広げながら見てもらえると!それではどうぞー!


ちなみに、そんな世界にたった2枚しかない法被を、今では、オーナーの柿さんと店長のナカノちゃんが着ている。これには、この場所が好きで住み続けてきた僕としても、嬉しいものがある。大家の新貝さんも、きっと同じきもち。

さらに、ここから柿さんと話を進めていく中で決まったのは、僕が「シンカイ」の近くに引越すということ。
これは決して、ネガティブなアレではなくて(笑)。もっと、みんなが遊べる場所とするならば、2階の居住スペースもキッチンも、来た人が自由に使えるようにした方が、「おもしろいっしょ!」というポジティブな選択の上でのこと。

僕自身そろそろ結婚する年にもなってきたということもあり、生活丸裸の暮らしも、学生の頃と同じというわけにはいかなくなってきたなあという思いもありました。
それから、お店ということは、少なくともお金が絡むこと。なので、経営を柿さんに一本化。僕はノータッチ。これからもシンカイに関わることはあるけれど、シンカイのことで柿さんからお金をもらわない。だって、この場所を新しいかたちで、再構築していくっていうのには、並大抵のことではなく、大変だから。ここはシンプルに一本化して、これからも柿さんとみんなと仲良く楽しく生きていこう。手伝うことは、もちろん力になる。そして、僕はライターとして仕事に専念。いつでもどこでもできるので、時にひょこっと「シンカイ」で編集会議をしたり、店番したりと現れます。なにかあれば、電話くださいね(笑)。07065110727。

ともすると、
公園のような場所にある「お店」

精神的には、共犯者たちとつくる「秘密基地」
=「お店2.0」

というのが、今のところ、言葉としては合っているように思います。「お店2.0」です! そう、「お店2.0」。

「営み」
僕らは暮らしている。
好きなことを仕事にして、遊ぶように動いている人もいれば、なにかをやりたくてフツフツとしている人もいる。
平日の仕事は、それなりにして、週末の家族との時間、趣味の時間を存分に愉しんでいる人もいる。それなりといっても、楽ということは、きっとどこにもなくて、その人なりのやりたいかたちや、行きたい方向でやっている。叶えたい夢があったりもする。どっちが正解とかってことはまったくなくて、僕らはなにかを、考えたり、つくったり、なにもしなかったりしながら、日々を営んでいる。

その愉しみや大変なことも、しんどいことも、ワクワクすることも、全部ひっくるめて「日々の営み」が集まる場所。それが「やってこ!シンカイ」になるんじゃないかなと思っています。

「みんなでやってみたいことを、いっしょにやってみる」

これが、やってこ!という言葉を、つい口にしてしまうこころの内なのかもしれません。
そして、みんなで野菜つくって、必要なものをつくって、なるべく自分たちの自給率を上げていけたら、おもしろいだろうなあという話を柿さんとしています。

そうして、場所に縛られない「関係値」をいろいろな人と高めていけたら、というねらいが根っこにはあります。

そんな話の続きは、以前に、柿さんが長野に拠点を構えた理由を訊ねて記事があるので、読んでみてくださいねっ。


それでは、GWに充電したカラダで、また明日も、やってこ〜!っす。

最後に、今日のシンカイのようす。

デザイナーの廣田さんって、実は植物めっちゃ好きで、「シンカイ」の植物全般を好きなように彩ってくれています。やさしさ。めっちゃ好き。

Backpackers' Japan のイッシーさん(お風呂につかってるメガネの人)が、柿さんを「シンカイ」に連れてきてくれたのが、すべてのはじまり。

くわはらえりこちゃんのイラスト左から、白石雄大・小林隆史・ゴンちゃん。そして、FABRE VIDEO MAKERの平くんが撮ってくれた新しい「やってこ!」な人たち。

ALL YOURS の木村さん(右)は、しばらく「シンカイ」居てくれたんですが、ここで、同級生と20年ぶりに偶然再会!「おい!長野なんかあんのかよ!シンカイに積み上がってる徳すげぇなあ」と言ってました。

今日もいい日でした。みなさんまた明日も。

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