20190324(日)大学生活を振り返る

2月15日から始まった春休みもそろそろ中盤に差し掛かってきたころだろうかとカレンダーを見てみたら残り10日だった。47日のうち残り10日。なんなんだ。

春休みもあと10日か~。僕は大学生(春から4年)なのだけど、卒業のタイミングで資格試験を受験しなければならない学部に在籍しているのでそろそろ勉強を始めないといけない。僕は周囲の同年代と比べて環境への適応力が低くて、この大学に進学して何年か経ちそろそろ身体が馴染んできて精神も落ち着いて、やっと身も心も大学生になれたのかな~と思った矢先に「就活、勉強、卒業」の三重苦だ。いい加減にしてほしい。思えばこれまでの大学生活、なに一つとして大学生らしいことをやっておらずそのほとんどが高校以前に培った偏見とか固定観念との闘いだったような気がする。偏差値にとらわれて大学受験に失敗し親に勧められるがまま勉強内容さえも知らない学部への進学を決めた高校時代、尾を引く学歴コンプレックスとか「普通の友達が欲しい」という謎概念に翻弄された大学1年、「普通の友達が欲しい」という概念は要するに、ある程度理路整然な会話をこなすことができ自分の意思を持っている友人が欲しいということなんだけど、そもそも日本人の大半は利益とかその場の空気とかを鑑みて臨機応変に自分が最大利益を得られるような意思決定を下す人工知能で、そしてそれが日本社会における「普通の人」であるのでそれを認知できず人工知能が僕に対して情を抱くことを期待していた時点で見当外れだった。多数派の「普通の人」と親しくなるには自分自身の市場価値を上げて彼らの利益にかなう人材にならなければ駄目だったんだろうな。当時はこれらの要因が災いして不眠症にも罹患していたし、大学1年は何もかもが空回りしていたな…。ちなみに「普通の友達」という概念には大学3年の終わりあたりまで振り回されることになる。大学2年の初めから大学の勉強内容に興味がわいて当時はレポート一つしたためるのにわざわざ論文を引っ張ったりしておりしかし主題とは関係のない枝葉末節にこだわっているだけなので努力が特に成績には反映されず、講義の内容は理解しているが試験の成績は悪い非効率的な人物という評価を周囲から得ていた。なんなんだ。大学3年は何をして過ごしていたのか本当に思い出せないのでおそらくTwitterとYouTubeと小説を読んで過ごしていたんだと思うのだけど振り返ってみればそんなに無為ではなかったのかな。僕の大学時代は概して高校以前に培った偏見からの脱却に費やした3年間だった。偏差値から脱却して、「普通の友達」という概念から脱却して、人や環境に期待することから脱却して、最近は飲酒から脱却した。これからもあらゆることから脱却できるようにがんばるぞ!

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内田樹『困難な成熟』を読もうと本を開いてはいるんだけど中々読み進められない。『子どもは判ってくれない』もそうなんだけどなんか肌に合わないんだよな。内容の密度が濃すぎるからなのかな。Twitterで村上春樹のエッセイの内容を呟いているBOTがあったのだけど僕には村上春樹の文体の方が分かりやすくて向いている。

今日は午前11時に起床した。昼食は蕎麦。てんぷらは芋と茄子。

住んでいる町の商店街に新しく書店が開店するという情報を5ちゃんねるから得たので行ってみた。ヘッセの『デミアン』とか、『アルケミスト夢を旅した少年』とかが置いてあったんだけど在庫の総数が少ないので、店主の気に入った本だけ取り揃える業態なんだろうか。BOOKOFFはつまらない本ばかりが本棚に押し込まれているイメージだけどその逆を行くのかな。

図書館で株式投資の本を読んでFXの本を借りてTSUTAYAで映画「メッセージ」を借りた。

ノートパソコンが欲しいです。500円ください