見出し画像

「家を出なくていい」ことと「家を出るべきではない」ことの距離感

【PR】

 わたしは家に引きこもっている系ダメ人間なので、基本的には半径数キロの世界で日々の生活が完結しています。遠出をするのは月に数回、ほぼ毎日家で一日PC画面に向かい合って作業をしている感じの日々を送っています。外出は日々の散歩と買い物くらい、打ち合わせなどは時期にもよりますが月に1~5回くらい、割とのんびりとした日々を過ごしています。

 とこんな話をすると、

「飽きないの!?」

 と言われるのですが、案外平気なんですよねえ。正直なところ、外出がそんなに好きでなく、家で一日舞ったりと過ごすのが至高みたいな人間なので、基本的には家をフィールドに生活している今日この頃なのですが。

 そんなわたしも、ここのところの自粛要請的なアレに、居心地の悪さを感じています。
 いや、なんでしょう。家に引きこもっているのが好きなのに、いざ「引きこもってください」と言われるとなんか居心地の悪さを覚えるこの感じ。

 わたしの行動パターンから想像するに、わたしは「○○しろ」という抑圧にすごく弱い性質なんじゃないかと思うのです。もちろんわたしも一人の大人なので社会の要請やら常識とのすり合わせやらをしなければならない立場ですが、そうしたものに沿う際に、とてつもなく体力を使っちゃうタイプといいますか。

 自分で引きこもりをするのは一向に構いませんが、世間が引きこもりを要請してくるのは嫌。 
 なんかこう、だだをこねている子供のようですが、わたしってばそういう人みたいです。

 でも、「家を出なくていい」ことと、「家を出るべきではない」ことの間に横たわる距離感は結構あるんじゃないの、というのが、今のわたしが何となく感じている思いであったりします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?