廉太郎ノオト書影おびあり

11/17(日)開催予定『合同サイン会 in 紀伊國屋書店久留米』店が発表されました

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 はい、イベント告知です。とはいえ、既に情報が各地に流れているので、もはや周知は完了している気がしないでもないですが念のため……。

 日時:11/17(日) 15:00~17:00
 場所:紀伊國屋書店久留米店さま

 天祢涼、今村昌弘、織守きょうや、木崎ちあき、最東対地、斎藤千輪、佐藤青南、似鳥鶏、額賀澪、誉田龍一、円居挽、汀こるもの、水沢秋生、村山早紀、悠木シュン(五十音順・敬称略)というとんでもない人気作家に混じり、なぜかわたしも合同サイン会に参戦しますよ。初めましての方も結構いらっしゃるので、お目にかかれるのも楽しみの一つです。
 それはそうと、九州の久留米、ということは久留米ラーメン! そして博多ラーメン! これは乗るしかねえ、ラーメンのビッグウェーブに……!
 と、若干ズレた野心ばかりが膨らんでいる今日この頃ですが、わたしはわたしの話をせねば。

 はい、今回わたしが合同サイン会で販売させていただくのは、

『奇説無惨絵条々』(文藝春秋)
『三人孫市』(中公文庫)
『廉太郎ノオト』(中央公論新社)

の三冊です。

 実を言うと、『奇説無惨絵条々』に関しては少々裏で動きがあるっちゃあるのでほにゃらららなのですが、わたしとしては新刊『廉太郎ノオト』をお勧めしたいところです。実は本作、九州のご当地小説ですよ。
 いや、東京の話やんあれ! というツッコミを食らいそうなので念のため。『廉太郎ノオト』の主人公、瀧廉太郎は大分県の日出が本貫地です。そして子供の頃、竹田で暮らしていた時期もあり、竹田にある岡城跡で遊んだ記憶が『荒城の月』にも生きているとされています。さらに、廉太郎さん終焉の地も実は大分であったりします。本書、東京を巡る話が多いですが、一方で、通低音のように大分の記憶が流れ続けている小説でもあるのです。そんなわけで、実質九州のご当地小説ということでよいのではないでしょうか! 九州の皆様にぜひとも手に取っていただきたい一冊なのです。

 それはそうと、サイン会などの際にお配りしている『谷津ZINE』についても新作を刷って持っていくつもりです。本をご購入いただいた皆様にプレゼントの予定なので、こちらもお楽しみに!

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