桔梗の旗書影

伽古屋圭市先生のyoutubeページ「さっかとーく」で喋らせていただきました

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 『桔梗の旗』の発売以降、告知がたくさんあり助かります。いや、皮肉じゃないよ、心から思ってるYO。一般文芸のプロモーションは往々にして発売後に始まるものなので、この時期に忙しくないと結構ヤバいというのが実情です。告知事項が多いということは、それだけ色々とプロモを打ってもらっている、プロモに協力してくださる方がいるということで、ありがたいことこの上ありません。
 と、新刊のプロモに関してそろそろ考えなくっちゃなあ、という11月、ある作家さんがわたしに声を掛けてくださいました。

「谷津さん、youtubeでプロットについて話さへん?」

 『からくり探偵』シリーズや『散りゆく花』などの作品で知られるミステリー作家の伽古屋圭市先生です。
 伽古屋先生とはひょんなことから知り合い、色々とお話させていただく仲、この前もイベントに一緒に登壇したばかりだったのですが、そのイベントの際に「僕、youtubeで配信をやってみようと思ってるんですよ」とおっしゃってました。おお、マジでオファーが来たと驚いた次第。というわけで、喋っております。

 なお、(ここからが一番大事なんだけど)伽古屋圭市先生のページであるさっかとーく

 をみんなでフォローしような! お兄さんとの約束だ。

 それはともかく、わたしは一応若手の歴史時代小説家ということで、現代小説との違いとか、時代小説、歴史小説だからできることとか、わたしの独断と偏見とかを新刊『桔梗の旗』(潮出版社)のプロットを材に取りながらお話してます。
 なお、伽古屋先生曰く『かなり詳細に、独特なつくり方をしている』というわたしのプロットやキャラクターファイルも公開されているのでお楽しみに! わたしのプロット、受け取り側からすれば、ロードローラーでしかないよね……(ぼそっ)。

 ちなみに、プロット公開やら小説講座の講師やらといろいろと技術の公開をしている谷津ですが、たまーに「そんなに技術を惜しげもなく公開しちゃって大丈夫ですか」というご質問をいただきます。
 大丈夫です! だって、小説において大事なのは「どう書くか」ではなく、「何を書くか」ですから! 同じ技術で小説を書いたからといって同じ小説ができるわけではありません。作家それぞれの個性や物事へのまなざしといった部分にこそ、小説を小説たらしむものがあるというのがわたしの見解でございます。
 むしろ、小説を書く人が世に満ちて、時代に新たな風穴を開く人が出てきてほしい。だからこそ、技術を公開しています(ま、プロモ活動の一環でもあるんですけどねー)。

 さあ皆、小説書こうぜ!

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