_三人孫市_書影_おびあり_

『三人孫市』(中公文庫)の見本が届きました

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 『三人孫市』(中公文庫)の見本が到着しました。
 普通の日程よりもちょっと早めですが、これが噂のお盆進行というやつですよ……。いやはや恐ろしい。でも、その代わり、お盆のこの時期はあんまりメールもやってこず、マイペースに仕事ができる良さはあるんですけどねー。
 というわけで、これが『三人孫市』文庫版だ!

 中公文庫さんは著者で背表紙の色が選べるそうなので、わたしは赤を選択しました。赤は興奮食なので、皆さん食いついてくれるかな……と思いまして……。あと、今までわたしが売れた本の多くが赤の目立つ配色だったこともあり。
 装画や装丁、解説についてもお話します。
 装画は単行本版からご担当頂きました有名イラストレーターの鈴木康士先生に今回もお願いいたしました。もちろんわたしもそうですが、妻が鈴木先生の大ファンで、「えっ、お前、鈴木先生にまた装画描いてもらうとかすごくね?」としきりに褒められました。あるぇー?
 装丁は中央公論新社デザイン室。鈴木先生のイラストワークを生かしつつ、平積みになった際目立つデザインにして頂きました。このビビッドな黄色は相当目立つのではないでしょうか。
 また、今回の解説は戦国史研究家で『織田信長の家臣団』『信長公記』(共に中公新書)などの著作がある和田裕弘先生にお願いいたしました。ややフィクション味の強めな本作の戦国時代成分を丁寧に拾い上げてくださり感謝でございます。また、著者としての企みについても掬い上げてくださいました……!

 あと、実はこんな付属もついてます。

 近隣の様子が分かりやすいんじゃないかと思います。

 と、こんな形で形になりました『三人孫市』、皆様の手に届きますようご祈念申し上げます。
 念のため申し上げておくと、8/22頃発売開始予定ですからね! お間違えなきよう!

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