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【アート】木村伊兵衛が残したパリの景色

少し古い展示会の話になってしまいますが、
言葉と写真を残しておきたく、お付き合いください。

2022年に訪れた展覧会で特に印象に残っているのが
3月に目黒区美術館で見た
「木村伊兵衛と画家たちの見たパリ 色とりどり」

パリは大好きな街で
自分の中では、
東京に次いで、第二の故郷と言っても良いくらい。
コロナ禍になってから一度も行けず
何となく自分の中でもくすぶっていたのかもしれません。
2022年に目黒区美術館で
昔のパリの写真が沢山展示されているのを知って
3月終わりに見に行きました。

1950年代のパリは
今とあまり変わらず。

エッフェル塔、コンコルド広場、ロンシャン競馬場
カフェで語り合う人々、恋人同士、親子。。。。
写真はどれも素敵で、
パリやパリジャンの日常生活が
木村伊兵衛の温かい目とファインダーを通じて表現されています。

当時のパリジャンのファッション、
1950年代の街の色、
それは決して鮮やかな色ではないけれど
人々は愛に満ちて、輝いて見えます。
旅が出来ること、人とカフェで語り合うこと、
そんな日常がいかに幸せだったことか。

写真を見ながら、懐かしい気持ちになりました。

満開まで後少し

展覧会を見た後、外に出ると
目黒川はちょうど桜が咲き始めた時期でした。
早くマスクなしでお花見が出来るようになると良い
そう思いながら目黒川を歩いた3月の終わりでした。

今年はどんな春になるでしょうか。

夜と桜の目黒川

少々古い情報にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
また近いうちにパリを訪れたいと切に願いながら。


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