森田観察日記2021.05.01-02

《1日》
また十三時間寝てたし ちょっと重めの揺れるピアスをつけて散歩に出たらすごい風で耳たぶが引っぱられる
雨降ってきた
今日の音楽は……「カッコつけてんだ」という名前をつけたプレイリスト 電気グルーヴのThe Big Shirtsとか毛皮のマリーズの「晩年」とか ブルーハーツとか hideのDOUBT '97とか ホルモンの霊霊霊魔魔魔とか(霊と魔、何文字ずつだっけ)浅川マキの裏窓 真心ブラザーズの愛のオーラ
はっはっは カッコつけてんなぁ

昨日は早起きしたから早く寝よう、と思って、がんばって……つれあいが帰ってくる前に一人でごはん食べたし、鎮静剤も早めに飲んだのに 結局布団に入ったのが一時
というのも、帰ってきたつれあいが「ちょっと観ていい?」といった映像が私が予想したより長かったのと 病院に行ったから絶対お風呂に入らないと、っていうのを忘れてたから
お昼には起きるつもりだったのに 規則正しい生活への道のりはかくも長く険しい


《2日》
眠れなかった 徹夜した 規則正しい生活への道のり………道のれてない ふわーー
きのうはつれあいが友人の家にお泊まりだった なんかいろいろ手につかなくて一日中タッセルピアスを作っていた 深夜から髪の毛のブリーチをはじめたら何やかんやで三時間くらいかかって深夜二時 そこから気持ちを切りかえるために、部屋中の明かりを落として常夜灯的なライトだけにしてから近くの自販機に行って喫煙所で一服して
帰宅してからぼーっと書き物して 横になってツムツムして ちょっと本読んだけど読書灯の充電が切れて 横になって……で横になってられなくて
仕事の確認とかはじめて

せっかくなので休日朝の散歩
あんまり遠くまで行かないで公園で本読んでゲオに寄って帰るつもり
モスバーガー食べたい

  *

中学生くらいの、友だち同士らしい二人づれが、おしゃべりをしながら三分に一回まわってくる いま公園の池の端のベンチに腰かけて『この世にたやすい仕事はない』を読んでるんだけど、おしゃべり二人さんは池のまわりをぐるぐる歩きながらおしゃべりしているらしくて、それはたいへんすてきな休日やね、公園をただ歩く、しかも同じとこをひたすらぐるぐるまわるというそのチョイスもすばらしい、なんかうつくしい、とか思いつつも、キャッキャとした声が耳に(耳栓をしていても)入ってくるので、いまひとつ読書に集中できないのでした
日曜の七時半の公園はなんぼなんでも空いとるやろう、というあてがはずれて、ウォーキングのひとや体操のひと、トレーニングにいそしむひとなんかがそこそこおり、みんなちゃんと寝て、ちゃんと起きているんだなあ……たぶん……と恐れをなす それから、いや、もしかしたらアベンジャーズ1のときのスティーブ・ロジャースみたいな、眠れないのでトレーニングしてるという人もいるかもしれない、と想像する
おしゃべり二人さんは十五分くらいすると、現れなくなった だいたい五~六回見かけたな、という記憶からも、十五分くらいが妥当だ
そのあとは逆に人が少なくなり、『この世にたやすい仕事はない』をわりと読む
気づいたらゲオの開店時間が近づいていたので、公園を出る

  *

午後になる
徹夜明けは午後からがしんどい 毎回同じことのくり返しだけど切ないことには変わりない 切ないというかよろこびがない そして苦しい そして別に眠れない(眠気はない)

  *

久しぶりにかなりひどいパニックを起こした 久しぶりでもないか ちょっと前のリハビリのときも大泣きしたけど自宅でここまで泣いたのは久しぶり……な気がする
たぶん①つれあいが一晩いなかったことで自覚以上に緊張していた②思ってたより帰宅が遅かったのでさらに緊張していた③思ってたより疲れて帰ってきたので緊張が爆発した みたいな感じではなかろうかと思う しばらくはつれあいが近くに来ることも拒否していた 二時間くらいかけて(いったんスーパーに買い物のために外出も挟んで)何とか回復した
つれあいの近くに寄れるようになったら「おかえりー」といわれた

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