漫才　●悪魔召喚

A:この前さ悪魔の召喚方法が載ってる本を買ってん。

B:、、、なんぼしたん？

A:5,800円

B:アホやな

A:でも、悪魔召喚したら余裕で元取れるやん！

B:アホやな

A:そのさ、悪魔を召喚する方法がスワヒリ語？で書いてあってさ

B:それっぽくはあるな

A:携帯で翻訳しながら見てんけど
召喚には供物が必要やと、
まず一つ目に必要なのが豚。

B:ブタ？じゃあ一頭とか必要なんや

A:いや、バラでいい

B:豚バラでええの！？良心的やな

A:ほんで次に黒い液体。

B:ざっくりやな！まあ直訳してるからしゃーないか

A:ほんで俺、家で黒い液体探したら醤油くらいしか無かったから醤油にしてん

B:絶対ちゃうやろうけどな

A:ほんで次に白い結晶。
んでこれは砂糖にしてん

B:砂糖やったら砂糖って書くやろうけどな

A:そして最後が木の根っこ
これは、生姜にしてん。

B:もうなんでもありやん

A:そんでこれらの供物を鉄板で熱っすねん

B:...生姜焼きやん。豚バラ醤油砂糖生姜
豚の生姜焼きやんけ！
これで悪魔召喚されたら、やよい軒悪魔だらけなんで

A:あと呪文唱えなあかんから

B:呪文とかあんねや、何て言うん？

A:“マヨネーズいる？”

B:生姜焼きやんけ！

A:それと
“もう出来るから机の上片付けといてー”

B:一般家庭の生姜焼きやんけ！家族団欒に悪魔でてこんやろ

A:でも、これやっても全然悪魔召喚できひんかってん

B:やろうな

A:なんか足らんな思って考えてんけど、たぶん、みりんやねん

B:俺も思ってた！深み欲しいよなー

A:あと七味

B:お前もう生姜焼きとしてやってるやん
てかお前さ悪魔召喚して何やらすつもりやったん？

A:自炊

B:もうええわ

ありがとうございました。