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「本を囲んだ語り部屋」2024/10/27橋垣浩二さん『すごい無意識』

日曜朝のX(Twitter)スペース「本を囲んだ語り部屋」
10/27は橋垣浩二さんの『すごい無意識』を取り上げました!

この本では、私たちが普段気づかないうちに行っている「無意識のクセ」に焦点を当て、それを活かして自分を変えていく方法について書かれています。さまざまな問題の明暗を分けるのは「メタ無意識」であり、具体的なステップを踏みながらメタ無意識を書き換える手法が紹介されています。

語り部屋では冒頭、モデレーターの一人からNLP(神経言語プログラミング)についての紹介があり、NLPの「メタプログラム」を通じて本書に登場する「メタ無意識」という概念の理解を深めました。NLPでは「目的志向」と「問題回避志向」というタイプ分けがあるそうです。私たちは同じ状況に対しても無意識に異なるアプローチを取っていると言います。自分がどのフィルターを通して物事を見ているかを知り、それを活用して自分の無意識の習慣を変えていくというアプローチが印象的でした。

本書で紹介される6つのステップの一つ目は「避けたいことを洗い出す」です。目標を設定する前に、自分が本能的に避けたいと感じているものをリストアップしそれに対する感情や反応を理解することが重要だといいます。モデレーターの一人は、「避けたいこと」を認識することで視野が広がり、目標がより現実的かつ柔軟になると語りました。いきなり目標設定に入るよりも、まずは自分の無意識の反応を理解することで自然にゴールに向かいやすくなるという点は気づきとなりました。

また後半では「フローチャート」を使って自分の行動を整理するというアイデアでも盛り上がりました。つい感情に流されてしまうこともある日常のタスクをフローチャートで分解し、感情に流されずに優先順位を立てることで効率的に行動できるというお話はなるほどでした。無意識に反応してしまう自分に気づき、いますべき行動に集中するためのヒントがたくさんありました。

なかなか捉えにくい無意識ですが、無意識に流されることなく自分らしい選択をできるようになるための一歩として、こちらの本のエッセンスを活かしていきたいと思いました。

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