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展示会での良い接客とディスプレイは必要なブランド体験である

合同展示会「大日本市」の運営メンバーとして携わらせて頂いている中で、担当させて頂いているのが、接客やディスプレイについての勉強会。
これはよくある「絶対成功する展示会の営業方法!」みたいなことではなく、大日本市に来ていただいたお客様にできるだけ上質なインプットを行ってほしい、ということから始めています。

実際に大日本市にご来場いただいた皆様からよくいただく声は、
「大日本市って雰囲気いいですよね!」や、「大日本市って活気がありますよね!」があります。それはもちろんどの展示会もいろんな雰囲気があって目的が違うのでよし悪しではありません。でもそういって頂けるようにみんなで心がけています。

勉強会は1対1ではなくチームで。出展者同士が理解しあう

やり方は毎回変えていますが、ここ最近はチームごとに分かれて商談形式でやっています。それを他のブランドさんにも見てもらう。お客様役も出展頂いているブランドさんから。いつも支えてくれるTHEの阿部さんやTO&FROの砂山さん、バックワークスの山科さんにはほんと助けてもらってます(この人たち一人一人もすごく面白いので今後紹介します)

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出展者のみんなでやることで、もちろんリアル感がでます。講師役が僕では実際に展示会で接客していない。接客しているみなさんの方がリアル
「こうした方がいいと思う」や「前回こういうことがあったよ」などほんとに身近でリアル。こうやってみんなで改善することが大日本市らしさを生んでいます。

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出展者同士の皆さんがどんどん交流することで、展示会中も紹介が生まれています。あそこ面白いよ!とか絶対にみたほうがいいですよ!など。それはみんな理解の上だからだと感じてます。

一緒に勉強した出展者が近くにいるから改善も早い

出展者のみなさんでやっているから「勉強したけどまっいいか」ってことにならないのもいいところです。実際にディスプレイ方法に手を加えたり、接客のやり方を改善したりする。よく昨日とかわってる!とか話し方変わってるなーは会場にいてたくさん目につきます。「昨日と変えましたよね?」って聞くこともしばしば。お客様は1回しか来られないのでわからないとは思いますがこの差がすごくあると思います

実際にこの前記事を書いたお客様からの指示が多かったブランドさんも勉強会に参加いただけた方々ばかりなんです

例えばFood Paperさんは、ディスプレイを変えたり、せっかく野菜からできた紙なんだから野菜の下に紙を引こう!そっちの方が絶対よくなるよ!

といった翌日にはもう紙がひかれてあって、ほんとにわかりやすくなってました。すぐ改善されていた。でもこの小さな改善こそが結果につながったんだと思っています。

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津軽びいどろさんはできるだけ斑点模様の美しさがわかるようにライトアップを変えてみました。この改善も簡単なようで難しいと思います。

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ブランドを立ち上げたり守り続けることは容易ではない

ブランドのことを1分2分で話して商品のことも話してとなったら伝わりきらないし、時間がない。せっかく良いものがあっても伝わりきらない。
それはみなさん想いをもって商品をつくっておられるので悲しいです。
逆にきちんと伝わったり、「そーなんだ!知らなかった」という声や、「ここにきて巡り合いたいものに出会えました」など思ってもらえることがブランド体験なんだと思っています。そしてそれはきちんとしたものづくりから生まれると思っています。

これからも良いものづくりを、きちんと伝えていくということに尽力します!

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