思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
フリースケジュールとともに注目いただくのが「嫌いな仕事やってはいけない」ですが、私としては人間を理解するうえでこのルールが一番本質的で面白いなと思っています。 ただ内容を勘違いされることが多いルールでもあります。 『嫌いをやらない』を『好きを仕事に』へ変換して考えてしまう方が多いのです。この2つは似て非なるものであり、どちらかといえば私は『好きを仕事に』という言葉の圧力にちょっと疲れてしまうタイプです。 ということで今回は『嫌いな仕事やってはいけない』が『好きを
先日登壇させてもらたったイベントで「生産者とフェアな関係をつづけていくには何が必要ですか?」という問いをもらいました。情報の非対称性がなくなっていく21世紀において、ブランドや店舗には真にフェアな姿勢が求められる事は必然となってきました。今回は問いについて考えてみたいと思います。 生産者とフェアな関係とは?急成長している中国発のアパレルブランドのSHEINが成り立つのは、スウェットショップ(“搾取”工場)を使っていることで、働く人は1日18時間労働しているなど大きな問題とし
ごはんを食べた後の食器洗い。 どうしてますか? うちは食洗機がないので、スポンジと洗剤を使って手洗いしてるんですけど。 山積みになった食器を順番を考えつつ洗っていって。最後にはシンクがスッキリ綺麗になる。そんな食器洗い、僕はわりと嫌いじゃないんです。 さてその上で、僕はずっと思っていたことがありました。 それは、食器洗いのための道具のこと。 世の中にある道具って、派手な色だったりキラキラしてたり香りがついてたり。 自分には似合わないそういう道具を使っていると、食器洗
「それはスキャナの方がいいんじゃないですか?」 自分の商品をすすめるのではなく、そんな言葉を発してしまったのにはわけがある。 スマホを使ってレシートをスキャンするために作ったうちのオリジナル商品「レシートスキャンボード」。 それを使って「チェキ」をデジタル化できないか……とご来店いただいたお客様に尋ねられたからだ。 確定申告の時期も終わりに近づき、レシートスキャンボード用に交換部品として販売している「低反射シート」のことについてつぶやいたのがお客様のご来店のきっかけだった