見出し画像

「しくじり先生」から学ぶ


本日の言葉。



どうしてみんなあんなに、他人と同じことをやりたがるのだろう。

自分は自分である。
何億の人間がいても自分は自分である。
そこに自分の自信があり、誇りがある。

そしてこんな人こそが、社会の繁栄のために本当に必要なのである。
(松下幸之助)



投稿のきっかけ


日曜の朝、Tverでたまたま、「しくじり先生」を見つけたのが投稿のきっかけです。

講師は、黒柳徹子さんでした。

御年90歳を超えてもなお、70年以上芸能界にて第一線でご活躍をされていらっしゃいます。

トーク番組「徹子の部屋」は放送49年目の長寿番組で、放送回数は12000回を超えています。

放送回数は、日本テレビの長寿番組「笑点」の2900回超えよりもはるかに多いですよ。

人生100年時代をしなやかに生きる現代社会のお手本のような方ですね。


黒柳徹子さんから学んだ言葉


黒柳徹子さんのエピソードを載せるとネタバレになるので、私の考えやエピソードを交えてご紹介いたします。

黒柳徹子さんからの教訓は、

下手な人と付き合うと自分も下手になる。

下手な人とは付き合うな。
絶対面白い人と付き合った方が面白い。


私は、社会人1年目の時に転職をすることになりました。

転職先は、学校でお世話になった先生からの紹介でした。

その時、先生から言われた言葉が、
「新人のうちは、教育体制がしっかりしている病院に勤務したほうが良い」とのことでした。

私は、仕事探しに懸命だったので、先生の言わんとすることを考えずに、すんなりと転職しました。

キャリアを重ね、周囲のスタッフを観察して分かったことは、

「卒後教育の差が、仕事の質に影響を与える」


ということでした。

私が転職した医療機関は、医療技術だけではなく、チーム医療の進め方、報連相の徹底、研究報告、実習生の教育、医療事故報告など多くのことを教育メニューに導入していました。

なので、業務外の研修、症例検討、勉強会も毎週当然のようにありました。

「なんで、ここまでしなきゃいけないの・・・」といつも弱音を吐いたこともありました。

上司からは、「今に他の医療従事者と差がつくから」と言われ、なだめすかされておりました。

現在から振り返れば、苦しい新人時代は、今を楽に生きるための特効薬のようなものだったんだと感じました。

新人時代は、失敗して怒られますが、経験ある先輩や上司に教えを乞うことが遠慮なくできます。

中堅以上が、失敗すると、周囲の目は厳しくなり、他人に教えを乞うことが、プライドもあり精神的に難しくなります。

もっとひどいのは、失敗すると、自分の落ち度は認めずに(もしくは落ち度が分かっていない)、「あいつが悪い」と他責する人も少なからずいます。

さらに、医療ミスを隠蔽すれば、訴訟問題に発展することだって大いにありうることなのです。

「類は友を呼ぶ」

このことわざの意味は、

「同じような考え方や趣味を持った人が
 自然と集まって仲間を作る」


黒柳徹子さんのいわんとしていることは、

「付き合う人は、しっかりと選ぶ」


付き合う相手で人生が変わることは大いにありうることなのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?