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「サロンのチカラ」054. 人が辞めない「目標」づくり●時間軸編●

目標を持つことの効果、目標と目的の違いについて触れてきましたが、
今回は時間軸のお話しです。

時間軸というと、過去、現在、未来があります。
軸として置かれているのはこの中のどれでしょうか?

今回お話ししたいのは、「現在」に軸を置きませんか?ということです。


時間軸の置き方は人それぞれで個性が出るところです。

過去の出来事が現在をつくり、
現在が未来につながるという、
「過去」に軸を置く考え方。

起こったことは振り返らず未来を見据え、
そのために現在をどうするか?という、
「未来」に軸を置く考え方。


では、「現在」に軸を置くとはどういうことなのか?


過去の出来事は間違いなく事実です。
でも、その出来事の意味はどうでしょうか?

出来事が起こった過去の時点と現在とでは
捉える意味が変わっていることってないでしょうか?

出来事は間違いなく事実ですが、
大切なのは
その出来事にどういう意味を持たせるか?です。


例えば、
過去に起こった人間関係のトラブルについて、
当時は厄介な出来事、
煩わしい出来事として捉え、
ストレスを抱えていたとします。

しかし、その出来事を現在になって振り返ると、
あの出来事があったから成長できたと意味づけることがあります。


当時は否定的に捉えていたのが、現在は肯定的に捉え、意味づけしています。


意味づけの仕方によって
出来事の捉え方が変わるということです。

これが、現在に軸を置くということです。


未来を見る時も、同じように現在を軸に置くことで描き方が変わります。

コンパスのように現在という一点を軸にして、
過去と未来を同じ円の中に置くことになりますので、つじつまが合います。

目標や目的を考える時、現在に時間軸を置いて過去と未来を捉え、意味づけることをお勧めしています。

経営業務パートナー
人資産形成の専門家 キャリアコンサルタントの中尾康仁でした。


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