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退職のご挨拶

2018年1月から4年間働いた会社を本日2022年1月31日で卒業します。
※多分、オープンな場で社名を出しちゃダメだと思うんで伏せてます。

この4年間、リーテルというカテゴリにおいて急成長していく過程をど真ん中で経験させてもらえたこと、そして、ワインの生産者やワインの魅力を伝えているスタッフの思いを世の中に伝える役割を担えたことは、仕事人生でとても幸せな時間でした。

そして、一緒に働いたメンバーの皆さん、数々のパートナー企業の方々、この場をお借りして心からの感謝をお伝えします。

本当にどうもありがとうございました。

4年間で感じたこと

前半の2年は通販、後半の2年はリテールのマーケティング課のマネージャーとして、良いときも悪いときも、数えきれないほどの案件に携わらせていただきました。本当に感謝です。

マーケティングチームのメンバーも入社時から倍に増えましたし、社内でも注目されるチームに成長しました。さらにワインを造っている人たちの思いを消費者に伝えることができましたし、直接生産者とお会いして、ストーリーを聞くことができたりと、とても幸せな時間でした。

この記事はインタビュー取材でキスヴィン・ワイナリーに行った際に訪れた98WINEsの記事です。会社では取り扱いがなかったので、個人で発信させていただきました。

そして、何よりも一緒に働くマーケティングチームのメンバーが大好きでした。

ワインのプロのみならず、デジタルマーケティングのプロフェッショナルなメンバーと一体になって戦うことができていましたし、コロナ禍の中で店舗の価値を改めて再構築し、急成長していく景色は何にも代えがたい経験でした。

僕は主にコンテンツマーケティングをメインにお仕事をさせていただいてますが、2018年にメディアを立ち上げてから確信したことは、あらためてコンテンツがプロダクトやサービスを牽引する力が強いということです。

これは会員数などで大きく変わってくるかもしれませんが、そこまで大きな規模のメディアでなければ、コンテンツを通して読み手にどうなってほしいのか?まで考えられたコンテンツであれば確実に伸びるということです。

ただ、ひとつひとつのマーケ施策が効いて部分最適されても、全体最適にはならないところが難しいところです。

先日ツイートした内容ですが、やはり情報過多の時代となり、消費者も接点が増えたことで影響力が相対的に下がって、単発の施策が効きづらくなっていますし、ブランドが構築しづらい世の中に変わってきていました。

そんな時代だからこそ、顧客のパーセプションを変えるためのコンテンツをとれだけ作れるか、何が消費者の琴線に触れるのか、試行錯誤しながらメンバーとコンテンツを作って消費者へ届けたわけですが、あらためてコンテンツの重要性を感じた4年間でした。

自走力の高いメンバーにも恵まれ、自分たちなりにコンテンツを作っていく過程は、僕自身も悩むことが多かったんですが、本当に楽しかったです。

では、なぜ辞めるのか?

色々な思いがあるのですが、ゼロから新しい挑戦をしてみたい、そして、まだまだコンテンツを作りたい、というのが理由です。ただ、会社としての活動だけではなく、個人としての活動も含まれています。

40代に突入してからは1日のスピードが信じられないほど速くなり、時間の使い方をあらためて考えた時、この4年間の経験をもとにいろんな可能性に挑戦してみたいと思うようになりました。

もちろん、退職しない選択も考えていました。

新しい事業部を作ってビジネス改革をしていくことも考えていたので、社内改革もひとつの視野として考えていました。これは本当です。

ただ、コロナ禍においての転職活動というのはこのタイミングでしか体験できないかもしれないということで、お声かけいただいた企業とカジュアル面談を進めていく中で、「新しいチャレンジをしてみたい」と思わせてくれるとても素敵な企業(2社)に出会いました。

おわりに

改めて、社内も社外も、関わっていただいたすべての皆さんに、心からの感謝をお伝えさせてください。

本当に本当に、ありがとうございました。

2022年は個人活動も含めて新しい発想を生み出し、自信を持って前に進んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もしサポートいただければ、今後のnoteに生かしたり、他のライターさんへのサポートに回したいと思います。