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【将来やりたいこと】バイオテクノロジーの発展に貢献したい

僕が将来どんな仕事をしたいのかを話したので書きます。

僕は大学で分子生物学・遺伝子工学・バイオテクノロジーを勉強していました。

僕は研究がすごく好きでした。世界の誰も知らないことを解明していくことにとてもわくわくしていました。バイオの研究は地道な作業が多いです。菌や細胞の培養や生き物の飼育をするので時間がかかります。

そして研究成果を活かした製品やサービスが社会で利用できるようになるまでにものすごく時間がかかります。いまだに遺伝子組み換え食品になんとなく不安を感じる人は多いと思います。コロナワクチンもすぐに打つのではなく様子を見たいという人も多いのではないでしょうか。バイオテクノロジーには常に安全性に対する不安がつきまとっています。

何かよくわからないものに対する恐怖というんでしょうか。仕組みを理解すれば特に怖くないものなんですが、そもそも仕組みが理解できないから怖いといった印象になると思います。一般の人にも最先端技術をわかりやすく伝えていくのは科学界の課題ですね。

僕は東京理科大学大学院の修士課程を修了して社会に出ました。でも、本当は博士課程に進みたかったのです。でも、博士に進むと修了する頃には28歳です。社会的にはビジネススキルの無い30歳手前の新人は採用されにくかったのです。ポスドク(博士課程修了後の研究者)の仕事の少なさ、報酬の低さ、社会的需要の低さは社会問題のひとつでした。この問題は今も続いていると思います。

僕はポスドクになるリスクを恐れて、博士課程に進まず就職する道を選びました。世の中には優秀なのにその能力を活かす場がない科学者・研究者がたくさんいます。僕はそういった人たちをサポートする仕事がしたいです。具体的にはバイオベンチャー企業へのエンジェル投資、バイオテクノロジーの情報を発信する場づくり、ポスドクの就職・転職支援などです。

バイオテクノロジーの可能性をもっと広げたい。優秀な人材がいかんなんく能力を発揮する場を提供したい。そんなことを考えています。

人生100年時代といわれる現代社会で健康に長生きするというのは人類共通のテーマです。バイオテクノロジーやヘルステックを生かして健康寿命を延ばすことに貢献することが僕のビジョンのひとつです。