見出し画像

人生初のクラウドファンディングに挑んだ理由 〜「好奇心」と「行動力」を武器にして〜

-----------------------------------------------
note内のサークルで「Crazy about Thailand」を運営しています。
「タイが好き」「タイに移住したい」「タイで起業したい」といった方々へ向けサークル内限定記事を公開したり、Slackというチャットツールを使ってメンバー同士コミュニケーションを図ってもらうなど、1人でも仲間を増やしてもらいたいとの想いで立ち上げました。
現在、約70名の方が参加しています。
https://note.com/yasuharu_nishio/circle
-----------------------------------------------

コロナ禍で生き残れている理由

2020年2月からコロナ禍が始まり1年半以上が経ちました。
この期間はそのままそっくり、僕の会社から旅行業務がなくなった期間でもあります。
吹けば飛ぶような小さな旅行会社なのにコロナ禍で運営し続けられてきたのは、動画制作をやったりYouTube運営に力を入れてきたからでした。

僕にはたいした武器はないです。
最終学歴は高卒ですし、何か特別な資格があるわけでもない。
記憶力もたいしたことないし、語学力なんてお粗末なもんです。
ただ「2つだけ」武器と言えるものを持っています。
それは「好奇心」と「行動力」です。
この2つは特にYouTubeで発揮され、好奇心が強ければ「企画」が生まれてくる。
企画が生まれればあとは「行動」するのみ。
そうやってYouTubeを運営し、コロナ禍を切り抜けてきました。
低空飛行ながら生き残ってこれたのは、「好奇心」と「行動力」があったからだと思っています。

イサーン全県の旅を発案しすぐさま行動

僕の好奇心は「誰もやったことがない」ことにかなり強く発動します。
旅行会社を立ち上げた時も「タイ国内の日系旅行会社で誰も扱ったことがないようなツアーを企画する」ことを掲げてきましたし、YouTubeでもしかりです。
YouTube運営を始めて1年半ほど経ちましたが、そんな僕が次に思い立ったのが「イサーン地方を全県まわる旅」でした。
全県まわる旅だけなら他にやったことがある人がいるでしょうけど、旅をしながらそれぞれの県の魅力を動画やブログで発信するという企画です。
イサーン料理の中でも、タイ人ですら知らないような料理があるはずだし、各地の見どころもまだまだ認知されていないスポットもあるはず。
僕の「好奇心」がこの企画を発案し、そしてすぐさま行動に移さずにはいられませんでした。

10月21日、僕の初挑戦が始まった

イサーン全県を数えてみたら20県ある。
各県あたり3日間滞在したとすれば、少なくとも2ヶ月は必要となります。
2ヶ月間、バンコクを離れて旅をし続けるにはそれなりの資金が必要です。
コロナ期間中、低空飛行で運営をしてきた僕の会社に、恥ずかしながらそれほどの余裕はありません。
では実現するにはどうしたらいいか。
考え抜いた結果、思いついたのがクラウドファンディングでした。
クラウドファンディングとは
「インターネット上で多数の方々から資金を調達」
する手段のことです。
僕はクラウドファンディング未経験ですが、この企画を実現するにはこれしかない。
すぐさま実行することを決めました。
まずクラウドファンディングをするには、資金を支援してくださった方々への「リターン」を用意しなければなりません。
リターンのひとつにオリジナルTシャツを用意することにした僕は、バンコクでデザイン会社を運営している石田さんに相談し発注。
クラウドファンディングで利用するサイトは、日本国内で最大規模の「CAMP FIRE」に決定。
その他のリターンを次々と決め、Tシャツデザインの仕上がりを待ち、人生初となるクラウドファンディングは10月21日にスタートしました。

「失敗したらどうしよう」といった不安はほとんどありませんでした。
目標金額に達成できなくとも、集まった資金で工夫して旅をすればいい。
「失敗したら恥ずかしい」と思う方もいるかもしれませんが、たかだか僕ごときの失敗をいつまでも覚えているほど暇な人なんて少ないでしょう(笑)
なによりも僕は、思い立ったら「行動」しなければ気が済まない性質なんです。

嵐ように舞い込む通知メール

クラファンの目標金額は80万円に設定しました。
これが丸々僕のところに入ってくるわけではなく、ここからTシャツの原価や発送料、CAMP FIREへの手数料などが引かれますが、それを計算してもなんとか旅ができるギリギリの金額です。
そして迎えた当日。
1人でも多くの方に支援していただくために、自分が思いつく施策はすべて盛り込んだつもりです。
とはいえ蓋を開けてみなければどうなるか分からない。
ドキドキしながら公開したところ、僕の想像をはるかに超える支援が殺到!
支援通知のメールがどんどん舞い込んで来て、開始24時間が経たない間に目標金額の80万円を突破し、あっという間に100万円超え。
そして4日目を迎えた10月24日は200万円を超え、支援者は200人以上にも及びました。

支援金の一部をイサーン地方へ寄付することに

クラウドファンディングはまだ始まったばかりですが、すでにこれほどの方々からの賛同をいただき感無量です。

昨年の3月、予約してくださっていたお客様からのキャンセルメールが相次ぎ、顔が青ざめ、途方に暮れました。
コロナは長期化するであろうと思い、泣く泣くうちの会社を去ってもらったスタッフもいます。
そんな僕の状況を見て、「だからタイで旅行業なんてやりたくないんだよね」と嘲笑った人もいました。
眠れない夜が何日もありました。

だからといって、不平不満を口にして腐っていても何も始まらない。
たいした武器がなくとも自分の強みを最大限に活かせば、活路が見出せることを証明できました。

人生初挑戦となった僕のクラウドファンディングは始まったばかり。
本記事執筆時点での支援総額は2,110,500円、支援者数は259人です。

目標金額を遥かに超えましたので、支援金の一部をイサーン地方の洪水被害に寄付することにしました。
イサーン地方を旅するものとして、被害に見舞われた方々に少しでもお役に立ちたいとの想いです。

支援金がさらに集まりましたら、寄付額も増やします。
そしてこの旅を通じ、これまで知らなかった「イサーン地方の魅力」をひとつでも多く発信し、タイに還元していくことがこの企画の趣旨です。

クラウドファンディングの終了までまだ3週間ぼどありますので、ご賛同いただけましたら支援のほどよろしくお願いいたします!

https://camp-fire.jp/projects/view/482338

画像1

-----------------------------------------------

僕のnoteでは「タイへ移住したい」もしくは「タイで起業したい」と思っている方や、海外在住での発信をどうやったらいいか悩んでいる方の一助になれるような記事を投稿しています。
ひとつひとつの記事が1人でも多くの方に役立ってもらえれば幸いです。


【西尾のSNS】
Twitter:https://twitter.com/nishioyasuharu
Instagram:https://www.instagram.com/nishioyasuharu/
Facebook:https://web.facebook.com/nishioyasuharu
YouTube:https://www.youtube.com/c/NishioTravel
TikTok:https://www.tiktok.com/@nishio.yasuharu?lang=ja-JP

サムネイルで使っている僕の写真を撮影してくれたのは、バンコクで活躍している西山カメラマンです。
Photo: @chachachan.foto(IG)
https://www.instagram.com/chachachan.foto/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?