ピンチの後にチャンスあり！2本塁打で楽天撃破！【中日ドラゴンズ】
中日は31日、本拠地で楽天と対戦し、2対0で勝利しました。中日・小笠原投手とマー君こと楽天・田中将投手の甲子園優勝投手対決。予想通り、投手戦となった一戦。息詰まる投手戦を制したのは、竜の課題とされる本塁打でした。
ピンチの後に本塁打！
先制したのは4回。1死一、三塁のピンチを防いだ後の攻撃。2死から「5番」阿部選手が追い込まれながらも田中将投手の直球を捉え、阿部選手らしさ全開の右方向へ本塁打を放ちました。
ロースコアの試合で重要となる先制点を奪い、試合を有利に進めます。そして、6回には2死一、二塁のピンチを防いだ後、主砲・ビシエド選手が左翼へ特大本塁打を放ち、貴重な追加点を奪いました。
いずれもピンチの後の得点で、試合を有利に進めたドラゴンズ。得点パターンも竜の課題とされる本塁打で得点を奪い、攻撃パターンに幅が生まれました。
ロドリゲス投手が勝利を確実に
中日の先発・小笠原投手が7回無失点と最高の投球を魅せ、勝利をたぐり寄せたのは間違いありません。しかし、小笠原投手と同様に勝利を大きく引き寄せたのは、8回に登板したロドリゲス投手です。
中日は7回の攻撃で無死三塁の大チャンスを逃し、楽天を突き放すことができませんでした。嫌な流れが漂う中、下位打線から始まる楽天打線を完璧に抑えたのがロドリゲス投手でした。
ピンチの後にチャンスあり。この日の試合はピンチを防いだ後に得点が入るパターンが続いていました。無死三塁の大ピンチを防ぎ、流れは楽天にいってもおかしくない状況。しかし、ロドリゲス投手が楽天打線を完璧に封じ、相手に流れを渡しませんでした。
接戦を制した竜らしい戦い
試合前からロースコアの試合になると予想されていた試合。そして大方の予想通り、2対0と1点が重い試合となりました。しかし、これが投手力を武器にする竜らしい戦いです。
少ないチャンスを生かし、投手陣が耐える。この日は適時打が生まれず、本塁打のみの得点でしたが、見事に接戦を制しました。ここからも竜らしい戦いを続け、借金返済に期待が高まります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？