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なんで美容師はSNSの自己集客なの?そのたった1つの理由

集客には大きく分けて「委託型集客」と「自己集客」の2つの種類があります。

それが前回のお話でした。
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24歳以下の美容師必読。2種類の「集客」の考え

さてここからが本題なのですが、
いざ美容師としてゆとりある生活をおくるためにはどちらの集客を目指せばいいでしょうか?

時代の流れでもすぐに分かりますが「自己集客」ですね。

ではなぜ自己集客なのでしょうか?表面上の数字だけでは見えないその本当の理由を今回は考えていきます。

☆数字の大きさではない

ひと昔前までの集客の流れは集客サイトに業務を委ねる委託型集客でした。

これのメリットは
・集客業務を委ねるので楽
・圧倒的な集客数

この2つですよね。数字だけで見れば新規数50とか70とかも比較的にすぐに手が届くほど効果的。(広告掲載費にも左右されますが)

ただ消耗しませんか?

毎日多大な数をこなすため気付きにくいかもしれませんがリターンがないんですよね。つまり顧客として定着しない。

月50万の掲載費を出しながら費用とんとんの新規売上があったとしてその月は元がとれても、

結果リターンがなければ永遠に利益として残りません。

リターン産業である美容師にこれは致命的で、新規数だけで見るととても人気者に映りますが実際のところ「貯まる数字」は0に近い。

これの意味するところは集客を委託しているため、それを辞めると集客は途切れてしまい、残るのは顧客ではなく消耗した自分だけ。

そして現代ではこの集客サイトの効果もあまり感じない方も多いですよね。

これは美容室の数が増えたのが問題なのではなくお客様の求めるものがよりニッチになってきているという事。

浅く広くを集める委託型の集客では細やかな悩みを拾う事ができないためどうしても効果が落ちるのです。

そこで流れは自身でプロデュースする自己集客へと移ります。

☆自分の売り方を他人に委ねない

自分をプロデュースして打ち出していく。SNS等で自ら情報を発信してプロモーションする事。

これは小回りも効きやすく細かく専門的な部分まで伝える事が可能になります。

そのため多様化しているお客様のニッチな要望に刺さりやすく1度刺さるとファン化しやすいためリターン率が桁違いに上がるのです。

これが自己集客の真の強み。

目先の数だねを見ると委託型集客には遠く及びませんが半年後1年後に残るものを見るとかなりの違いが出てきます。

無謀な数をこなす訳でもないため時間にもゆとりが生まれしっかりと残るものをあるとすれば、どちらが価値あるものかは明らかですね。

☆要点をまとめると

委託型集客
・圧倒的な新規数
・数が多いため時間を消耗する
・リターン率は悪い

自己集客
・集客数はそれほど爆発しない
・数が少ない分時間にゆとりができる
・リターン率が圧倒的に良い

あなたはどちらを選びますか?

ここの違いを抑えておかないと膨大な数をこなし消耗し力尽きた時には、気が付いたら何も残っていなかった。

なんて事にもなりかねません。

美容師として自己集客が必要な理由は「リターンとして残るお客様」をつくれるからです。

美容師をビジネスとしてしっかりと捉えるのなら集客において「見るべき数字」を間違えないようにしなければいけませんよ。


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