『ダイナミック・プライシング』で働き方改革【気になる日経記事 vol.1】
ダイナミック・プライシング(DP)とは
需給に応じて価格を変動させることをいいます。
ホテルや航空業界では一般的で
2019年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン
でも導入しています。
このDPを働き方改革として導入した企業
があります。
日経MJ記事からのご紹介です。
● 美容院 オリガミ・キャリアデザイン(徳島市)
問題点
土・日 → 予約多
平日、朝の時間帯 → 予約少
→ 繁閑の差が激しい
→ 柔軟に働けない
→ 女性美容師の多くが妊娠、出産で離職
→ 人手不足
着眼点
DPで美容院の需要を分散することができれば、土日を休んだり、午後5時に退社といった働き方が可能になる。
改善点
・開店直後(9時)のカットとカラーを安くした
・10分・1000円を割らないようにした
→ 案に安売りしないように料金設定に気をつける
結果
・顧客満足度UP、回転率効率化につながった
・離職者が激減した
コメント
社員の働き方に着目し、DPを導入した点
が素晴らしいです。
代表取締役社長の大川亮平さんは
37歳のときに会社を起業。
それまでは異業種で働いていたそうです。
美容業界では「ヨソ者」であったため、
固定概念に縛られない考え方を持っていた。
この視点が変革を起こす契機になった
のではないかと感じました。
社員とお客 双方が喜ぶ仕事こそ
本当の意味での「働き方改革」と呼べる
のではないでしょうか。
こういった取り組みが進むと
みんなが幸せになりますね😊
PS:
日経新聞関連の記事を
【気になる日経記事】としてシリーズ化したいと思います。
定期的に掲載しますので、よろしければご覧ください!
関連記事↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?