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『ダイナミック・プライシング』で働き方改革【気になる日経記事 vol.1】


ダイナミック・プライシング(DP)とは
需給に応じて価格を変動させることをいいます。


ホテルや航空業界では一般的で
2019年にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン
でも導入しています。

このDPを働き方改革として導入した企業
があります。

日経MJ記事からのご紹介です。

ダイナミックプライシング 変「価」球、離職も抑える 美容室の客分散、休みやすく サラダ自販機、ロスなし
2022.4.29日経MJより

● 美容院 オリガミ・キャリアデザイン(徳島市)

ホットペッパービューティーHPより

問題点

土・日 → 予約
平日、朝の時間帯 → 予約

→ 繁閑の差が激しい
→ 柔軟に働けない
→ 女性美容師の多くが妊娠、出産で離職
→ 人手不足

着眼点

DPで美容院の需要を分散することができれば、土日を休んだり、午後5時に退社といった働き方が可能になる。

改善点

・開店直後(9時)のカットとカラーを安くした
・10分・1000円を割らないようにした
→ 案に安売りしないように料金設定に気をつける

結果

・顧客満足度UP、回転率効率化につながった
・離職者が激減した

コメント

社員の働き方に着目し、DPを導入した点
が素晴らしいです。

代表取締役社長の大川亮平さんは
37歳のときに会社を起業。
それまでは異業種で働いていたそうです。

美容業界では「ヨソ者」であったため、
固定概念に縛られない考え方を持っていた。

この視点が変革を起こす契機になった
のではないかと感じました。

社員とお客 双方が喜ぶ仕事こそ
本当の意味での「働き方改革」と呼べる
のではないでしょうか。

こういった取り組みが進むと
みんなが幸せになりますね😊

PS:
日経新聞関連の記事を
【気になる日経記事】としてシリーズ化したいと思います。
定期的に掲載しますので、よろしければご覧ください!


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