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『食品ロス』について思う

今日、eテレで食品ロスをテーマした番組が放送されていました。
小学生たちが食品ロスの現状を学び、どうやったら無くしていけるか考える番組だ。

食品ロスの現状

FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、日本では1年間に約612万トンもの食料が捨てられているそうです。
これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。
日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になるそうです。

原因としては次のとおり。

半分は、スーパーやコンビニでの売れ残りや返品、飲食店での食べ残し、売り物にならない規格外品といった事業系食品ロス(328万トン)。

もう半分は、家での料理の作り過ぎによる食べ残しや、買ったのに使わずに捨ててしまうこと、料理を作る時の皮のむき過ぎなどの家庭系食品ロス(284万トン)です。


食品ロスの現状(農水省ホームページ)↓


小学生たちの取り組み

さて、番組では小学生たちが近所のスーパーにいって食品ロスの現状を知る。
そして、どうやったら無くしていけるかみんなで考える。

出した結論は
購入者一人一人が食品ロスを"自分事"として考え、行動する。
これをいかに促せるかだ。

取り組んだ内容は

  • 「まだまだ食べられるよ!」という手作りのラベルを貼る

  • 買い物客の袋に食品ロスのことについて書いたチラシを入れる

取り組んだ結果
野菜などの棚の食品ロスはゼロに!

だけど、客からのアンケートにこんな回答が…

「がんばってください」

この回答をした方は食品ロスを"自分事"として考えていない。

小学生たちは考える。
どうすればみんなの意識を変えられるか。

出した結論は
この取り組みを続けていくこと。
続けていけば、みんなの意識が変わるかもしれないと。

最後に

私もスーパーに行ったら、ついつい賞味期限が長く、新しい商品を選んでしまう。
古いものだってまだ食べられるのに。

自分も食品ロスを"自分事"と捉え、同じものでもなるべく古いものから選ぼうと思いました。

あと、家庭での食べ残しです。
我が家の場合、息子はあまり好きじゃない料理をすぐ残す。
せっかく作った料理を捨ててしまう。
これが食品ロスの半分の原因だと初めて知りました。

食品ロスの問題。
息子も"自分事"と捉えられるよう、一緒に考えていきたいです。


冒頭画像:政府広報オンラインページより抜粋

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