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iPhone12購入で気をつけるべき6つのポイント

10月13日iPhone12シリーズの4機種が発表され、10月23日に先行してiPhone12/12Proが発売されました。

新しいiPhoneっていつもわくわくしますよね。筆者もその一人です。でも、性能が上がったりするとメディアの取り上げ方や表現によっては誤解が生まれることが多々あるんです。この記事では誤解しがちな気を付けるべきこと6つ取り上げようと思います。


iPhone12mini/12ProMAXは11月の発売ですが、基本的にはiPhone12シリーズ全般に共通する内容だと思うので、iPhone12購入を検討している方はぜひ読んでいってください。

買ってすぐ5Gで爆速通信ができるわけではない

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iPhone12は、iPhoneとして初の5G対応端末ですが、iPhone12にしたからといって通信速度が劇的に速くなるわけではないということ。5Gの電波の圏内に入って、初めてその速度を体感できます。現状5Gは局所的なサービスであるので、今まで通り日常では4G回線を使うことになります。


『防水』ではなく、あくまでも耐水。

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ここは、以外と勘違いしてしまうところ。

メディアの取り上げ方によっては防水と耐水が混同されてしまっていることがあります。防水と聞くと水がかかったりいくらつけても大丈夫な完全防水と思われがちですが、あくまでもiPhoneは『耐水』です。そしてiPhoneの耐水性能は経年劣化します。iPhone7で、iPhone初の耐水性能が搭載されましたが、iPhone7は水深1メートルで最大30分間の耐水性能を持っています。これは新品で買った時の性能です。毎年新しいiPhoneが出るたびに水没させて検証するYouTuberがいますが、新品を水没させて動くのは当然です。しかし、iPhoneで高負荷なゲームなどをしたりして本体が熱を持って熱くなると、その熱で耐水用のゴムや粘着シールが劣化するのです。そうすると一年後や二年後には耐水性能はかなり落ちてしまいます。筆者は、ゲームなどで2年間酷使したiPhone7で海の中を撮ろうとして全損扱いになりました。笑

iPhone12はより耐水性能が向上し水深6メートルで最大30分間の耐水性能となりましたが、基本的には耐水なので、あまり過信しすぎないことです。


‟画面の強度が4倍”ではない!

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たぶん今回のiPhoneでこれが一番誤解しやすいポイントだと思います。今回iPhone12で新しく採用されたものの中にCeramic Shieldがあります。これはAppleの素材開発陣によって生み出された新素材ということになっています。「4倍向上した耐落下性能」というのは「Ceramic Shieldによってディスプレイ自体の強度が4倍になった」と勘違いしがちということ。ですが、実際は素材としての強度は強くなったが、それでもガラスに近い素材であるため、「絶対に割れない」「絶対に傷がつかない」わけではなく、素材を含めボディの構造など全ての要素を総合して4倍の割れにくい構造にはなったよということです。

フロントガラスについてのレビューが、既にGIZMODOさんで取り上げられているのでぜひ参考にしてみてください。


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背面ガラスの方が割れやすい

前の項目で前面ディスプレイについて取り上げましたが、より気を付けないいけないのが背面のガラスです。落としてしまった場合、前面は割れなくても落ちる角度によっては背面ガラスが割れる可能性は高いです。今回のiPhone12は前面にだけCeramic Shieldが採用されているので、背面は前面より割れやすく傷がつきやすいと言えそうです。まー、でもケースでしっかり守ってればそこは心配することはないでしょう。


修理代がめちゃくちゃ高い

保証対象外の場合ね。

まず、保証対象外の場合の前面パネルの修理費は30,400円。税抜での値段なので税込みで33,440円となります。そして、それ以外の水没などによる修理の場合はiPhone12で47,800 円iPhone12Proで59,800 円。上記でも取り上げたように、Apple独自の高品質素材を使っているため、昨年のiPhone11よりも修理にかかる費用が高くなっていると思われます。基本的にはAppleCare+に加入するのが無難と言えそうですね。壊れたとき痛い目見ることになるので「AppleCare+にかかる費用がもったいない」って言ってケチるのはやめておきましょう。

とは言うものの、今回のiPhone12は水への耐性も強化されているのでケースに保護用の強化ガラスでフルガードしていれば、回復不能な損傷しない限り大丈夫な気もします。

ちなみに画面修理は、AppleCare+に加入していると3,700 円で済みます。


ケチると後悔するストレージ選び

最後にストレージに関して一つ注意点。カメラの進化により性能が上がった分一つ一つのデータも大きくなっています。特に現行のiPhoneでは4K撮影に対応しています。4Kを解像度で表すと3840x2160、iPhone12で使われているカメラの解像度は12メガピクセル4032x3024なので、ほぼ写真と同じ解像度で動画を撮っているということになります。そして何よりもiPhone12はDolby Vision対応の非常に綺麗な映像が撮れる。なので必然的にデータサイズは大きくなります。写真や動画なんかをよく撮る人にとってはストレージサイズ選びでは気を付けた方がいいでしょう。そして、最近のアプリやコンテンツなども年々データサイズが大きくなっている傾向があるため小さい容量ではすぐにいっぱいになって、思うように使えないなんて可能性も…。

筆者のiPhoneでも128GBに対して80GB近く既に使用しており、iCloud等で課金プランを利用していたり、頻繁にPCにデータを移すなどしない限り64GBでは物足りなさを感じるかもしれません。以前、iPhone5sにしたときケチって一番安い16GBを買ったため、頻繁に写真やアプリを削除したりする羽目になって苦労しました。最新のiPhoneの性能を思う存分、そして長く使いたいのであればストレージ選びは慎重に


以上のことを頭に入れておけば、快適なiPhoneライフが送れるのではないかと思います。みなさんのiPhone12購入の参考になれば幸いです。

ではまた

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