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本「AMAZONのすごい会議」より抜粋part1

1月がもう終わりますね。スケジュールを3ヶ月分くらい引いてまだまだプロジェクトが終わるの先だなーって思っているとあっという間にリリースが来る感じと似てますね。


AMAZONのすごい会議という本を読んでみました。

リモートワークで会議のあり方、やり方を定期的に見直す目的で購入です。


AMAZONの会議にかける意思、もっといえば、会社全体で生産性を上げていくぞ、という意思がとても伝わってきていい本でした。

何回かにわけていいなと思ったことをまとめていきます。


プロジェクトリーダーが会議のオーナーになる

原則の最初にこれが記載されていました。

とても共感しました。

物事を進める上で意思をもった人がリードしたほうが話がはやいですし、プロジェクトリーダーはそうあるべきだなと思っています。

なによりリーダーが物事を把握・コントロールしやすいので、このほうがいいと思っています。



オーナーとはなにか?

会議の主催者を、その会議の、オーナーと呼びます。「意思決定会議」の成否は、ひとえにオーナー次第と言うことができます。まず最初にそのことを確認しておきましょう。(AMAZONのすごい会議より抜粋)

アマゾンの会議では、基本的にプロジェクトリーダーやプロジェクトを進行する人が会議のオーナー兼ファシリテーターとなるそうです。

理由は、この2つの役割を分けると、ファシリテーターがオーナーにお伺いを立てたり、他の人の意向に沿ってものごとを進めようとしたりするので、本質からずれやすいから、とのことでした。


オーナーの役割

会議を招集し、進行役として会議のファシリテーションを行い、議事録を配信するところまでのオーナーシップ、つまり、責任を持ってやりきることが要求されるからです。(AMAZONのすごい会議より抜粋)
そしてオーナーとしてもう1つ重要なのが、会議場の約束事を明確にしし、徹底させることです。言いっぱなしにならないよう、適切なフォローアップをして成果をだせるようにすることも、オーナーの重要な役割です。(AMAZONのすごい会議より抜粋)

会議での意思決定を得ること、と、決めたことをやりきること、の2つに責任があります。


ここまででオーナーの定義、役割がわかりました。

実際にプロジェクトリーダーとして実践する場合には、「承認者とオーナは役割が異なる」ということがプロジェクトマネジメントをする上で変わらない難しさだと思いました。


オーナーは承認者から正しい意思決定を引き出す必要がある

オーナーがプロジェクトリーダーであり、意思決定をリードし、プロジェクトを前に進める役割であっても、最終的な承認者は異なるケースが多いと思っています。

つまり、どんなに自分がよいと考えても最後否決される可能性はあることになります。


ここをどうマネジメントするかが重要で、ステークホルダーマネジメントの最たるものだと思います。

方針としては大きく2つだと考えていて、

①最終承認者の意向を汲み、置きに行くプロジェクト推進をする

②プロジェクト成功のために本質的な原案を持ち、最終承認者の正しくない意思決定にも立ち向かうプロジェクト推進をする

で、②を実践できるのが素晴らしいビジネスパーソンだと思います。


①は、プロジェクトリーダーの初期や、忙しすぎて何も考えられていないときにやりがちです(納期を優先して、とりあえず承認とる、みたいな)

でも、やっぱり①で進めると、どこかでほころびが出るんですよね。

そして、そのほころびのツケは、承認者ではなく、プロジェクトリーダーに来ます。

メンバーから「だからあのときの承認者の判断間違っていると思っていたんですよ、リーダーはちゃんと考えていたんですか!?」みたいなのを言われたり、承認者から「えっまずいじゃん?なんでこんなことなってんの?どう解決すんの?」みたいな感じで言われたり笑


なので、しっかり承認者が正しく意思決定できるようにしっかり情報を揃えてわかりやすく伝える、それで判断してもらう、というのはプロジェクトリーダーが頑張るべきポイントだと思います。


まとめ

・プロジェクトリーダーが会議のオーナーになるべき

・オーナーの役割は、会議を責任を持ってやりきり、決まったことを責任をもってやりきらせる、ことにある

・オーナーは承認者の意思決定を正しく引き出すために、端的に情報を伝える必要があると思う

という内容でした。


この本のいいところの1つは、情報を正しく伝えることってめっちゃ大事、AMAZONだと文章うまくないとNGよ、っていうのをわかりやすく書いてくれることだと思います。

次は、そのあたりまとめていきます。







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